2016年の阪神JSでJRA史上初の同一重賞7年連連対記録などJUMPレースの顔として活躍する高田潤騎手。 そして、ファンサービスの積極性は競馬界一とも噂される熱き男の生の声をお届けします!
マキバオーだ!つの丸先生だーっ!!
2017/3/10(金)
未だにカイロが手放せない高田潤です(ToT)
いつまで続くねん、この寒さ。。
さて、先週の日曜日は、中山競馬場でルペールノエル と共に無事一番人気に応えることができ、ジャンプの勝ち鞍をまた一つ伸ばすことができました。
ハナ差ではありましたが、どうしても勝ちたいレースでしたので、大きなハナ差となりました(^^)
どうしても勝ちたかった理由は、この方が観戦にこられていたからです!ジャジャーン!!
そうです!!
漫画『みどりのマキバオー』でお馴染み、つの丸先生です(≧∇≦)ノ
この日は、つの丸先生が先日達成した障害100勝のお祝いをしていただけるということで、競馬場まで来て下さいました!!
ですので僕も、どうしてもカッコいいところを見てもらいたかった訳なんです…(^^;;
つの丸先生が競馬場に来られることを聞きつけた当競馬ラボスタッフは、つの丸先生にちゃっかりと取材のアポを取り、レース後に対談まで実現させていただきましたσ(^_^;)
その模様は後日またアップされると思いますので、楽しみにしていてください(^^)♪
実は僕自身、つの丸先生とお会いするのは初めてで、先ほどの写真がまさにファーストコンタクトの瞬間なのです(^^;;
なんとなんと!!
僕がマキバオーに跨った色紙までいただいてしまいました((o(^∇^)o))
これには多数のジョッキーから「うわぁースゲェー!!」「なんでお前だけ!!」「ズルい!!」などと、物凄いブーイングの嵐でした(笑)
この日の中山のジョッキールームは、つの丸先生の登場により、少々ざわついておりました(^^;;
ジョッキーは、やっぱりみんな好きなんですよね、マキバオー(o^^o)
この日の夜の祝勝会では、ゆっくりとつの丸先生とお話をすることができて、本当に楽しい一日となりました(^o^)/
つの丸先生の話はホントに面白くて、時間が経つのがアッという間でした!
つい先日マキバオーシリーズが完結したばかりなんですが、マキバオーを連載中は部屋にこもりっきりで1週間のうち3日は徹夜状態だったそうです。。∑(゚Д゚)
話していると、マンガ家って本当に過酷なんだな…。と思いました(ToT)
マキバオーマグカップなどプレゼントもたくさん頂いたんで、僕も何か渡さないと!と思い、この日レースで使用したステッキをプレゼントしました(これを貰って嬉しいかどうかはわかりませんが…笑)
飾る用でプレゼントした訳ではありませんので、つの丸先生には是非ともこのステッキをブンブン振り回してジョッキーの練習をしていただきたいですね(笑)
レースで使用するステッキ(鞭)は、僕を含め大半のジョッキーが、長さや太さ、しなり具合、色、グリップと自分好みにオーダーして作りますので、みんな仕様がバラバラです。
ですので、僕のステッキも僕以外が同じモノを持っていることはありえません。
ちなみに今年からステッキの規定が変わりまして、僕も全てのステッキを作り直しましたので、今年からNEWステッキを使用しております!!
マキバオーの影響を受けてジョッキーを目指した自分が、まさかこんな日を迎えられるなんて、つくづく自分は幸せだなぁと思います。
そして、なんか人間て一生懸命やっていれば報われるもんなんだなぁと改めて思いました。
ジョッキーを目指している子がこのコラムを読んでいるかどうかはわかりませんが、
声を大にして『ジョッキーは素晴らしい職業だぞー!!』と言いたいですね!!
マキバオーの連載も終わりましたので、これからは、つの丸先生にもメディアや競馬のイベントにもたくさん出ていただいて、競馬全体を盛り上げていただきたいですね!!
競馬ファンも競馬関係者もそれを心待ちにしていますからね(o^^o)
プロフィール
高田 潤 - Jun Takada
1980年11月3日生まれ、大阪府出身。
1999年に松田博資厩舎所属から騎手デビュー。デビュー当初から、平地・障害の垣根を越えた活躍を続けると、2006年にはドリームパスポートで神戸新聞杯を制覇。これが平地重賞初勝利となった。
一方、2008年にはキングジョイとのコンビで中山大障害を制し、キャリア初のJG1勝ち。2013年には待望の障害リーディングに輝いた。
また、2009年には師匠である松田博資師の元を離れ、フリーに転向。2012年にも生涯の伴侶を得るなど、公私ともに充実期を迎え、障害競走の次代を担う存在として更なる活躍が期待される。