毎日王冠

京都大賞典

ロゴタイプ

(牡6、美浦・田中剛厩舎)

ローエングリン
ステレオタイプ
母父サンデーサイレンス
通算成績25戦6勝
重賞勝利 16年安田記念(G1)
13年皐月賞(G1)
13年スプリングS(G2)
12年朝日杯FS(G1)
連対時平均馬体重489kg (最高:502kg) (最低:474kg)
前走時馬体重496kg
POINT6歳という年齢を考えれば全体に若々しく、筋肉量が多い。黒鹿毛で見栄えのする迫力のある馬体。ここが叩き台ということもあり、腹回りは安田記念の時よりゆとりを持たせた状態ではある。それでも毛艶は相変わらず良く見せているし、休み明けとはいえ皮膚の感じからも馬体の張りは十分。前走はフロックではなく、ここでも勝ち負けできるほどの良い仕上がりに映る。

リアルスティール

(牡4、栗東・矢作厩舎)

ディープインパクト
ラヴズオンリーミー
母父Storm Cat
通算成績10戦3勝
重賞勝利 16年ドバイターフ(G1)
15年共同通信杯(G3)
連対時平均馬体重501kg (最高:506kg) (最低:498kg)
前走時馬体重498kg
POINT相変わらずバランスの良い均整の取れた好馬体。前走がかなり良い仕上がりであったので、道中で引っ掛かって体力を消耗してしまったとはいえ11着大敗は不可解。見せ場は作れると思ったのだが、残念なレースになってしまった。今回は休み明けの一戦となるが、余分な肉もなく仕上がっている。筋肉も落ちること無くキープしており、力は十分に発揮できると見た。巻き返しに期待したい。

アンビシャス

(牡4、栗東・音無厩舎)

ディープインパクト
カーニバルソング
母父エルコンドルパサー
通算成績11戦5勝
重賞勝利 16年大阪杯(G2)
15年ラジオNIKKEI賞(G3)
連対時平均馬体重462kg (最高:468kg) (最低:458kg)
前走時馬体重470kg
POINT胴がやや短めの体型で、距離は2000mくらいまでが良さそう。春よりも筋肉量が増え、特にトモはかなり逞しくなってきた。着実に成長している様子が見受けられる。元々腹袋は大きい方ではあるのだが、それを含めてもまだ全体に緩さを残す体つきで、天皇賞への叩き台として八分くらいのデキといったところ。毛艶が悪いわけではないので、体調は問題なさそうだが、勝ち切るイメージはどうか。

ステファノス

(牡5、栗東・藤原英厩舎)

ディープインパクト
ココシュニック
母父クロフネ
通算成績17戦4勝
重賞勝利 14年富士S(G3)
連対時平均馬体重478kg (最高:488kg) (最低:470kg)
前走時馬体重484kg
POINT筋骨隆々といった感じのディープ産駒で、祖母ゴールドティアラ、母父クロフネのパワーが前面に出た造り。瞬発力とパワーを兼ね備えた万能タイプ。胸前、トモの筋肉量は宝塚記念の時以上で、ここに来て充実期に入った印象。全体に肉付きが良くなって、逞しくなってきた。叩き良化型のこの馬にしては休み明けから仕上がっており、初戦から期待できる状態と云えるだろう。東京は得意なコースでもあり、好走必至だ。

ディサイファ

(牡7、美浦・小島太厩舎)

ディープインパクト
ミズナ
母父Dubai Millennium
通算成績35戦9勝
重賞勝利 16年AJCC(G2)
15年札幌記念(G2)
15年中日新聞杯(G3)
14年エプソムC(G3)
連対時平均馬体重491kg (最高:510kg) (最低:482kg)
前走時馬体重500kg
POINTマイル~2500mと幅広いレースを使われ、どんな距離でも結果を残しているのだが、ベストは2000m前後だと思っている。背と腹回りの角度が平行に近く、直飛であるため、ビュンという速い一瞬の脚というよりは平均的に長く良い脚を使えるタイプであることも距離に融通が利くことの一因ともいえる。年齢的に上積みが少ないこと、叩き台であることも考慮すると、重い印は打ちづらい。入着級の評価に留める。

キタサンブラック

(牡4、栗東・清水久厩舎)

ブラックタイド
シュガーハート
母父サクラバクシンオー
通算成績11戦6勝
重賞勝利 16年天皇賞(春)(G1)
15年菊花賞(G1)
15年セントライト記念(G2)
15年スプリングS(G2)
連対時平均馬体重518kg (最高:532kg) (最低:504kg)
前走時馬体重536kg
POINT元々スラッと見せる体型もあり、休み明けでもそう太くは映らない。休み明けでもアンビシャスと接戦した大阪杯レベルの仕上がりで、九分程度にまで仕上がっていると見た。叩き台とはいえ安定感抜群のこの馬を馬券から外すのはキケンか。背も伸びて馬体はほぼ完成の域に近づきつつある。京都の長丁場はこの馬にとってベストとも云える条件。勿論、ここでも勝ち負けになるレースを期待。

ラブリーデイ

(牡6、栗東・池江寿厩舎)

キングカメハメハ
ポップコーンジャズ
母父ダンスインザダーク
通算成績30戦9勝
重賞勝利 15年天皇賞(秋)(G1)
15年宝塚記念(G1)
15年京都大賞典(G2)
15年京都記念(G2)
15年鳴尾記念(G3)
15年中山金杯(G3)
連対時平均馬体重484kg (最高:490kg) (最低:474kg)
前走時馬体重486kg
POINT長期休養もなく一線級で走り続けるタフな馬で、皮膚を薄く見せているように見栄えのする馬。休み明けと6歳という年齢もあり、絶好の仕上がりだった宝塚記念前と比較して、胸前の筋肉は少し寂しく映る。筋肉の張りはその時と比べるとひと息といったところか。毛艶自体悪いわけではなく、体調面で不安があるわけではないので、底力で上位に来るだろう。自在性があり、京都コースも得意で安定した走りを見せているので、掲示板を外す可能性は低そうだ。

サウンズオブアース

(牡5、栗東・藤岡健厩舎)

ネオユニヴァース
ファーストバイオリン
母父Dixieland Band
通算成績17戦2勝
連対時平均馬体重498kg (最高:506kg) (最低:488kg)
前走時馬体重502kg
POINT天皇賞(春)の後に疲れが出て宝塚記念を回避。今回は5ヶ月の休み明けとなるが、正直毛艶が良く見えないのが気になる。代謝がひと息である可能性が高く、本調子にない雰囲気がある。勿論、馬の能力はG1級であることは間違いなく、ここでも上位争いできる力は備わっているのだが、仕上がりだけが不安。元々スッキリと見せるタイプであり、腹回りももう一絞りほしいところ。ここは叩き台として馬券からは見送りたい。

ラストインパクト

(牡6、栗東・角居厩舎)

ディープインパクト
スペリオルパール
母父ティンバーカントリー
通算成績28戦7勝
重賞勝利 14年金鯱賞(G2)
14年京都大賞典(G2)
14年小倉大賞典(G3)
連対時平均馬体重489kg (最高:498kg) (最低:482kg)
前走時馬体重480kg
POINT馬体の造りを見た限りでは長距離馬という雰囲気ではなく、2000mぐらいが良さそうなタイプに映る。ただ、京都の2400mはスピード勝負になりやすく、中距離適性でこなせるコースで、現に2年前のこのレースを勝っている。休み明けになるが、馬体の張りは上々で体調は良さそうだ。若干太めに見える腹回りも、元々立派な腹袋の持ち主で、心配する必要はないだろう。強敵揃いの一戦だが、上位争いを期待したい1頭だ。

ヤマカツライデン

(牡4、栗東・池添兼厩舎)

シンボリクリスエス
ヤマカツオーキッド
母父ダンスインザダーク
通算成績25戦5勝
連対時平均馬体重524kg (最高:536kg) (最低:510kg)
前走時馬体重532kg
POINT芝の短距離でデビューし、ダート中距離で勝ち上がり。そして現在は芝の長距離を転戦中と様々な舞台で戦ってきたが、馬体の造り自体、長距離馬らしくはない。前駆、後駆ともに筋肉量が多く、短いところに適性がありそうな印象を受けた。馬体の張り良く、まだ若干腰高が残るが力はフルに発揮できそうな良い仕上がり。この馬が好走した時は全て逃げた時なので、ここも楽に逃げることが出来れば残り目もあって良い。

毎日王冠

京都大賞典