【函館SS】セイウンコウセイ【ユニコーンS】リエノテソーロなど有力馬を分析
2017/6/11(日)
函館スプリントS
ユニコーンS
セイウンコウセイ
(牡4、美浦・上原厩舎)
父 | アドマイヤムーン |
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母 | オブザーヴァント |
母父 | Capote |
通算成績 | 15戦6勝 |
重賞勝利 |
17年高松宮記念(G1) |
連対時平均馬体重 | 492kg (最高:500kg) (最低:482kg) |
前走時馬体重 | 500kg |
POINT | 今年の高松宮記念を制し、G1ウイナーとなったが、やはり筋肉量の多さはピカイチ。正方形に近いトモの形は優れたスピードを生む源であり、胸前の筋肉はテンの加速力に活きている。休み明けとなるが、ここ目標に太め感なく仕上がっている。腰角の辺りに皮膚病が出た痕があるのが気になるところではあるが、毛艶自体は良い状態で全体に引き締まっている。馬体だけで言えば一枚も二枚も抜けた存在と言えるだろう。 |
ブランボヌール
(牝4、栗東・中竹厩舎)
父 | ディープインパクト |
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母 | ルシュクル |
母父 | サクラバクシンオー |
通算成績 | 10戦3勝 |
重賞勝利 |
16年キーンランドC(G3) 15年函館2歳S(G3) |
連対時平均馬体重 | 435kg (最高:438kg) (最低:432kg) |
前走時馬体重 | 446kg |
POINT | 母父サクラバクシンオーが出ている造りで、肩のラインが立っている短距離体型。腰が高く見えるが、これは斜尻でトモ脚が長いから。胴のラインも後躯に向かってキュッと上がっており、短距離で差し脚を武器にしている理由がわかる。洗った直後の写真なので毛艶が判別しづらいものの、今年1月シルクロードS前の状態よりは良化している印象。欲を言えばもう少し成長が見たいところだが、体調は良さそうなので前進できるはずだ。 |
クリスマス
(牝6、美浦・伊藤大厩舎)
父 | バゴ |
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母 | アラマサスナイパー |
母父 | ステイゴールド |
通算成績 | 17戦5勝 |
重賞勝利 |
13年函館2歳S(G3) |
連対時平均馬体重 | 446kg (最高:466kg) (最低:418kg) |
前走時馬体重 | 450kg |
POINT | 馬体のバランスはかなり整っており、シルエットの綺麗な馬だ。シャープな印象は母父ステイゴールド譲りか。2歳時は華奢な馬だったが、成長とともに付くべきところにしっかりと筋肉が付いた。6歳になったが使い込まれていないので、衰えはそこまで感じられない。背中には銭型も浮き始めているし、体調面は良さそう。休み明けでもキッチリと仕上がっているし、実績のある北海道競馬で穴を空けることができるか。 |
エポワス
(セ9、美浦・藤沢和厩舎)
父 | ファルブラヴ |
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母 | マニックサンデー |
母父 | サンデーサイレンス |
通算成績 | 26戦6勝 |
連対時平均馬体重 | 483kg (最高:496kg) (最低:476kg) |
前走時馬体重 | 478kg |
POINT | コチラも今年で9歳を迎えたがあまり消耗していないのか安定した着順を重ねている。近代競馬には比較的少ない平尻タイプで、瞬発力にはやや欠けるものの優れた持続力を持っている。クビ差しが太いのは父ファルブラヴ譲りで、力強いパワーを生み出す。血統的にも馬体の造り的にも体の柔らかい馬ではないので、極端な瞬発力が要求されづらい洋芝の北海道で活躍しているのでは。体調もまずまず良さそうで、軽視できない存在。 |
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