初めての個人所有馬ジャスタウェイがレーティング世界No.1の評価を獲得し、種牡馬に。
人並み外れた馬運の持ち主が脚本家という本業のキャリアを活かし、馬主ライフを書き下ろします。
『イイナヅケ出走見送り』
2016/12/8(木)
皆さんこんにちはライター大和屋です。取り急ぎ連絡事項を。
森川さん所有のイイナヅケなのですがタイトルの通り、足元に熱感があるとのことで、大事をとって今回の出走は見送ることになりました。
大事をとってとのことで、大きな怪我とかはないので悲観することはないのかもしれませんが、これで年内のデモドリは無理っぽくなってしまいました。
能力があっても力を発揮できないというのはなんとも歯がゆい感じですが、それが競馬なのでしょう。なかなかうまくいかないというのもそれは競馬のだいご味なのだと思います。仕切り直し手万全の状態で結果を出してくれることを祈ります。
来週はオツウがターコイズS(G3)に出走予定ですが、まずは出走できるのか?フルゲートにならないでくれるとありがたい。頑張ってほしいなあ。
了
プロフィール
大和屋 暁 - Akatsuki Yamatoya
脚本家・作詞家・ライター。若くして一口馬主に出資を始め、クラブ馬主歴2年目にハーツクライと運命的な出会いを果たすと、有馬記念、ドバイシーマクラシックを制す大活躍。しかし、ノド鳴りによるアクシデントに見まわれ、突如として引退したことに一念発起、馬主になる決心を固めた。個人馬主としては、初めてデビューを果たした所有馬ジャスタウェイが大活躍の強運ぶりを発揮。遂には、目標であったドバイ遠征を実現させ、ドバイデューティーフリー(現在のドバイターフ)を圧勝。「自らの馬でドバイを勝つという」夢を実現させたばかりでなく、そのパフォーマンスが評価され、2014年度のワールドベストレースホースランキングでは、日本馬史上初の1位を獲得している。
現在の現役所有馬はカリボール、マジカルステージ、ジャスコ、キングロコマイカイ。一口馬主や共有馬ではアウィルアウェイ、ルーツドール、イストワールファムなどに出資している。
本業ではアニメ版「銀魂」、「スーパー戦隊シリーズ」などの脚本を手がけ、2020年公開の映画「デジモンアドベンチャー」も担当。愛馬との数年間に及ぶ足跡を綿密に綴った『ジャスタウェイな本』などの執筆も手がけた。