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夏の重賞特別講座

★函館記念のポイント その① 今年は逃げ馬が多い★

今年の函館記念(G3)のメンバーを見渡すと、逃げ・先行勢が3頭(マイネルミラノ・ステイインシアトル・ヤマカツライデン)も揃っていることは見逃せない。

昨年のように内枠からサッと逃げ馬がハナに立ち、息を入れられる展開なら先行有利の結果になるだろうが、マイネルミラノは58kgのハンデで昨年よりも出足が幾分鈍る、ヤマカツライデンが外枠に入っている(外から先手を主張するのに脚を使うため)ことからも、それらが序盤に脚を使うことになりそう。よって、前掛かりの展開になることは想像がつく。そして、上記の馬たちが好走した際の成績を比較してみた。

夏競馬

こうして見ると、ステイインシアトルは近走で結果を残しているものの、スローでの粘り込みがデフォルト。ヤマカツライデンは本質的に距離が短い。一方で、キツい展開にも耐えうる資質を福島で示しているのがマイネルミラノ。この馬自身、こうした競馬がむしろ合っている印象も受けるだけに、一定の評価を与えたい。ただし、詳しくは先週のコラムを読んでいただきたいのだが、重賞でこのハンデを背負うのは厳しいモノ。前年の覇者でもあり、馬場適性からも軽視は出来ないが、印の序列はやや下げる。

★函館記念のポイント その② 3年連続でBコース替わり★

また、今年のポイントとして忘れていけないのは(大雨の恐れもあるとのことで、その場合は忘れましょう!)、Bコース替わりということ。土曜の傾向をみても、逃げ・内枠一辺倒というワケではないが、小回りの多頭数。コース替わり週だった過去2年間の好走馬のレースぶりをみても、如何にコーナーを辿れるかがカギとなりそうだ。

そこで推したいのが④ケイティープライド(牡7、栗東・角田厩舎)。7歳という年齢で約3カ月ぶりのレースであり、過去10年の傾向をみても、3着以内馬全30頭が5月以降に1度走っているようにこのローテーションは強調出来ないのも事実。しかし、元来、ラチを頼らせて一瞬の脚を使う競馬が身上。ハンデ上位馬が上位人気と昨年以上にこの軽ハンデが活きるとみた。

枠が外も承知だが、まとめて交わせる馬ならば、⑫ルミナスウォリアー(牡6、美浦・和田郎厩舎)。この馬の2走前を見てもらえばわかるように、相当外目を回っても4着に食い込んだAJCCは力を示したものの。馬群の中で小脚を使うよりは多少、外を回っても惰性で加速させていくような競馬がベスト。そのAJCCでは0.3秒先着されたミライヘノツバサ、0.5秒先着されたゼーヴィントの活躍を思えば、相手関係的にはココで足りるもの。昨年暮れに敗れたツクバアズマオーと斤量の比較でも、上位に採りたい。続いて、先に話題にした3番手の⑦マイネルミラノ(牡7、美浦・相沢厩舎)、昨年のような競馬が出来れば⑪ツクバアズマオー(牡6、美浦・尾形充厩舎)も押さえる。

穴なら、まだまだ見限れない②ダンツプリウス(牡4、栗東・山内厩舎)を抜擢。近走はふるわないが、前走より1F延びたこの条件は現状むしろ合いそう。万が一、雨の影響が大きい場合は⑬パリカラノテガミも引き上げる。馬券は上位4頭のBOXが中心。

夏の重賞特別講座
競馬ラボ本紙・小野田の結論

◎④ケイティープライド
○⑫ルミナスウォリアー
▲⑦マイネルミラノ
☆⑪ツクバアズマオー
△②ダンツプリウス
△①サトノアレス

★もう一鞍 挙げるならば★

本来ならば、資金づくりになるようなレースを選びたいところだが、採り上げたいのは函館の最終レース・北海ハンデキャップ。これはきょう土曜を除く、6/17(土)からのデータだが、函館芝での間隔別成績をみると、中4週以上から勝率がグンと下がるのが見て取れる。それは、ダメージの浅い滞在競馬。どの陣営も連戦することを見越して馬を作っているからに違いないだろう。特に条件戦では言えると思う。

その点、1番人気になりそうなアグリッパーバイオに大崩れないだろうが、死角アリと見る。また、前走が超高速馬場だった開幕週でレコード走のメイショウガーデンも時計を鵜呑みには出来ない。

本命は長丁場・軽ハンデ・勝鞍のある洋芝と条件が揃った⑦タケルラムセス(牡5、美浦・田村厩舎)。相手には外外を回らざるをえなかった前走から見直したい⑥ラディウス、ひと叩きの上積みを期待したい①スズカヴァンガードが中心。買い目は⑦⇒⑥①⑤③⑨

★ 編 集 後 記 ★

このコーナーも3度目。今週水曜は大井競馬場へ赴いたのですが、ツイッターにも載せていない、気の利いた写真でも載せようと思いつつ、またしても忘れる。まあ、裏を返せばそれだけ現場で仕事に集中しているとも言えるのですが……。

しかし、今週のジャパンダートダービー(Jpn1)はサンライズノヴァに死角もあるとは見ていたのですが、一端のスピードタイプだと思っていたサンライズソアが粘り込み、サンライズノヴァこそ現状はそんなタイプだった模様。改めて馬の見極めは精度を上げないといけないものだと痛感させられました。ただ、地方馬が中央馬を降した大井競馬場の盛り上がりはいつにないものでしたよ。

さて、明日は函館記念を現場で取材予定。サイト内にも重賞のコメントは掲載出来ると思いますよ!是非、今後のレース検討にお役立てください。個人的には某バンドのお手伝いをしていた以来の函館。柴山騎手にも「イカ刺しがオイシイ」と聞いているので必ずトライしたい。来週の当欄は大和屋さんばりのグルメレポになっていること間違いない。