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【京都金杯】機密データファイル

過去10年攻略データ

新年初日の重賞というのは中山金杯と同じだが、こちらは2000年より距離が2000mから1600mに短縮。マイル路線のスタートとして定着している。ハンデ戦ということもあるのか、やや荒れ気味のレース傾向で、昨年は13番人気のテイエムタイホーが2着に激走。34万馬券の立役者となった。果たしてデータで浮かび上がってくる穴馬はいるのか?

強豪に揉まれてきた馬を中心に


[前走レース]主要ローテは4つでチャレンジC(旧鳴尾記念、朝日チャレンジC)、キャピタルS、阪神C、そしてマイルCS。過去10年で条件クラスからの参戦で勝った馬はいない。阪神C組は数が多いためアベレージは低く出ているが、強豪に揉まれてきた地力を見せているといえるだろう。

前走レース別成績
レース名 成績 勝率 連対率 複勝率
鳴尾記念2-2-1-618.2%36.4%45.5%
キャピタルS2-0-2-816.7%16.7%33.3%
阪神カップ1-2-3-233.4%10.3%20.7%
マイルCS1-2-1-126.3%18.8%25.0%
チャレンジC1-0-0-516.7%16.7%16.7%
リゲルS1-0-0-614.3%14.3%14.3%
ファイナルS1-0-0-516.7%16.7%16.7%
毎日王冠1-0-0-150.0%50.0%50.0%
GホイップT0-2-0-10.0%66.7%66.7%
朝日チャレンジC0-1-0-60.0%14.3%14.3%
逆瀬川S0-1-0-10.0%50.0%50.0%
愛知杯0-0-2-20.0%0.0%50.0%
タンザナイトS0-0-1-20.0%0.0%33.3%

年齢別成績 前走着順別成績
年齢 着別度数 前走着順 着別度数
4歳3-4-3-28前走1着2-3-2-19
5歳2-2-3-27前走2着1-1-3-6
6歳5-2-1-31前走3着2-1-0-12
7歳0-2-3-29前走4着0-1-0-8
8歳以上0-0-0-17前走5着1-1-2-9
前走6~9着3-1-2-30
前走10着~1-2-1-48

過去10年注目データ

[馬齢]勝ち馬は4歳から6歳までの3世代。中でも6歳馬は5勝と強さを発揮して08年から4連勝していた。7歳馬は2着までとなっているが、近年の活躍は目立っており、昨年2着のテイエムタイホー、13年にはトライアンフマーチが2着、ヤマニンウイスカーが3着に入って好配を演出した。なお、8歳以上は馬券絡みがない。

[前走着順]前走から連勝を果たした馬は2頭。5着以下から巻き返して勝った馬が5頭いるのは穴党にとって見逃してはならないデータで、実に9年連続で大きな着から巻き返して馬券圏内に飛び込んでいる。ただし、確たる共通点がないのは痛いところだが……。

[リピーター]過去10年で複数回馬券圏内に入った馬が4頭。リピーターが意外と多い。昨年2着のテイエムタイホーは今年も激走があるのか!?

[枠順]枠番別のデータでは6枠より外のアベレージが1~5枠に比べるとガクンと数字が落ちる。内めの枠では3枠に勝鞍がないのだが、2着3回、3着2回と馬券絡みは多い。
馬番別では「11」「13」「15」「17」「18」の外枠が馬券絡みなし。トータルで見ても奇数枠の馬が偶数枠よりも数字が落ちている。

[脚質]過去10年、4角先頭から押し切った馬は3頭。勝ち馬は8頭が4角7番手以内のポジションから勝利を収めている。2着には後方からの馬も多く台頭し、4角11番手以下の後方から差して2着に入った馬が5頭いるのだが、1番人気が3頭で残る2頭も2~3番人気。人気馬が差し届かずに取りこぼしている。人気の追い込み馬に全幅の信頼を置くのは危険。

1番人気は大苦戦!

1番人気はわずか1勝と大苦戦。2着は3度あるが、3着はゼロで馬券圏外に消えた馬の多くはハンデ頭。斤量を背負っている1番人気は疑ってかかった方が賢明かも。6~9番人気の4勝、2着2回、3着4回は穴党垂涎のデータで、多くが2走以内に好走がありながら、人気を落としているケース。近走の成績には注意を払いたい。

人気順別成績
人気 成績 勝率 連対率 複勝率
1番人気1-3-0-610.0%40.0%40.0%
2番人気0-1-3-60.0%10.0%40.0%
3番人気3-2-0-530.0%50.0%50.0%
4番人気0-1-0-90.0%10.0%10.0%
5番人気2-0-1-720.0%20.0%30.0%
6~9番人気4-2-4-3010.0%15.0%25.0%
10番人気~0-1-2-690.0%1.4%4.2%

プラスαデータ

狙い澄ました関東勢に要注意

東西の分類では関西馬が地の利を生かして8勝、2着9回、3着8回と圧倒。ただし、出走頭数も5倍以上あって、アベレージで見ると関東馬の方が若干高い。近年は人気より着順が上の傾向が強く、関東馬の西下は要注意。
ジョッキーの方は更に顕著で、14回の騎乗機会で3勝。中山金杯の関西所属ジョッキーと同様、新年初日にわざわざ遠征するジョッキーはやはりそれなりの手応えを持って遠征に出ていることがデータでも現れている。

[キャリア]勝ち馬のキャリアは11~15戦と21~30戦が4勝ずつとバラツキがあって、31戦以上のベテランも5回の馬券絡みがある。キャリア31戦以上の好走馬で共通するのは、前2走以内にオープン特別勝ち、もしくは重賞2着の実績がある馬。ここは中山金杯と共通するデータが出ている。

[乗り替わり]前走からの乗り替わりについては、1~2着がともに6対4で、前走と同じジョッキーの方がやや優勢。3着は5対5のイーブンで、アベレージもほぼ互角。乗り替わりは全く気にしなくても良さそうだ。

[騎手]2011年以降に行われた京都外回り1600mで最も多くの勝鞍を挙げているジョッキーは浜中騎手で15勝。川田騎手の12勝、池添騎手の11勝、岩田騎手の10勝と続く。C.ルメール騎手は5勝、M.デムーロ騎手は4勝と伸び悩み、勝鞍よりも2着が先行していて取りこぼしが目立っている。特にM.デムーロ騎手は単複とも回収率も低く、過信は禁物とのデータが出ている。

[馬体重]中山金杯に比べると馬場が軽い京都の方は平均体重では軽めに出ていて、500キロを超える馬のアベレージは落ちる。増減に関しては変則日程もあってか、プラス体重の馬が多く、マイナス体重でも4キロまで。10キロ以上増えていた馬でも3勝している。

[種牡馬]比較的時計がかかる真冬とはいえ、軽い京都の芝、マイルという距離も相まってディープインパクト産駒が過去10年で2勝。連対率45.5%というハイアベレージを叩き出している。また、勝鞍こそないが、マンハッタンカフェ産駒も複勝率50%のハイアベレージ。
京都のマイルらしい数字を残している一方、スペシャルウィーク、チーフベアハート、タマモクロスといった長めの距離を得意としていた種牡馬の仔が勝鞍を挙げていて、タフさも要求されることが見て取れる。キングカメハメハ産駒は7頭が出走して昨年3着のミッキーラブソングが最高着順と苦戦。

データの決断

昨年のクラシック戦線を賑わせたエアスピネルの参戦が注目となっているが、データ面からはトップハンデ、人気(恐らく1番人気)、苦戦のキングカメハメハ産駒と全幅の信頼は置きづらい。軸には直近3走のポジショニングに不安はあるが、中団からでも競馬が出来るガリバルディを推したい。
相手候補は面白い馬が多く、ダンスインザダーク産駒のケントオー、関東馬のミッキージョイペイシャフェリス、ローテーションに好感のブラックスピネルら妙味たっぷりの馬が浮上した。トップハンデが取りこぼしている一戦だけに、大きな配当を積極的に狙っていきたい。