不振止まらず・・・

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98年の2冠馬セイウンスカイなどを排出した西山牧場の本場がダーレージャパンファームに売却された事が明らかになった。
売却されたものは400ヘクタールの敷地と厩舎などの建物である。

ダーレージャパンファームはJRA馬主資格の再取得、非居住外国人馬主が認可された後のダーレー本体の日本進出に備え、生産部門を一つの場所で行なえる土地を探しており、ちょうど生産部門に見切りをつけた西山牧場と条件が合い、売買が成立した。

西山牧場は最盛期には250頭もの繁殖牝馬をけい養し、年間約200頭を生産する日本最大の生産牧場であったのだが、相次ぐ導入種牡馬の失敗などにより成績が落ち込み、90年代に入ると繁殖牝馬を減らして少数精鋭に方針を転換。しかしそれでも結果は出なかった。
そして今回、西山牧場としての生産は終わりを迎えることとなった。