【ロジータ記念】ノットオーソリティ逃げ切りV!待望のS1初制覇

11月5日(水)、川崎競馬場で行われた南関東重賞・第25回 ロジータ記念(S1)(3歳牝 定量 1着賞金2000万円 ダート2100m)は、御神本訓史騎手騎乗の4番人気・ノットオーソリティ(牝3、船橋・川島一厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:17.2(良)

2着には3馬身差で1番人気・モフモフ(牝3、川崎・安池成厩舎)、3着には3/4馬身差で9番人気・クライリング(牝3、川崎・山崎尋厩舎)が続いた。

トキノセレブが押して先手を主張するが、1周目のホームストレッチで大外のノットオーソリティがハナを奪いレースを先導。トーコーニーケ、スーパースターと続き、モフモフは4、5番手の内々からレースを展開。
ノットオーソリティは2周目の3コーナーから徐々に後続との差を広げ、セーフティリードを保ったまま優勝。目下6連勝中だったモフモフは懸命に追い上げるも2着が精一杯。3頭並んだ3着争いは、外から追い込んだクライリングが制した。

勝ったノットオーソリティは今年2月のユングフラウ賞以来の勝利に。昨年暮れの東京2歳優駿牝馬では出遅れに泣き、今年3月の浦和桜花賞は直前で除外になるなど、不運に見舞われてきたが、かねてより高い評価を集めてきた素質馬が待望のビッグタイトルを獲得。

また、ノットオーソリティは今年9月に亡くなった川島正行調教師が生前に管理していた馬。息子の川島正一調教師の元へ移って2戦目で、見事弔い星を飾った。馬主は吉田照哉氏、生産者は千歳市の社台ファーム。

【御神本訓史騎手のコメント】
「初めて乗せてもらった馬なんですけど、この馬のペースを守りながら走ろうと思っていました。強い勝ち方でしたし、その判断は間違っていなかったと思います。道営から移ってきた時からバリバリ活躍していて、潜在能力は一番だと思っていますし、上手く力を出せればいいなと思っていました。
今日はメインレースを勝てましたし、次のレースも勝って、もう一度ここに立てるよう頑張ります。ノットオーソリティ共々、応援よろしくお願いします」

ノットオーソリティ
(牝3、船橋・川島一厩舎)
父:スウェプトオーヴァーボード
母:フレンドリーマナー
母父:サンデーサイレンス
通算成績:10戦6勝
重賞勝利:
14年ロジータ記念(S1)
14年ユングフラウ賞(S2)

ノットオーソリティ

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