直線突き抜けたロッカフラベイビーがV…東京新馬

11月24日(月)、5回東京7日目4Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、三浦皇成騎手騎乗の1番人気・ロッカフラベイビー(牝2、美浦・鹿戸雄厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:37.9(良)。

2着には2馬身差で9番人気・ホッコーヴァール(牝2、美浦・松永康厩舎)、3着には半馬身差で3番人気・ヴェールデローザ(牝2、美浦・斎藤誠厩舎)が続いて入線した。

エスティサヴィが1頭だけ後ろに下げるスタート。アイスブラッサムが先手を取り、メガミチャン、エンパイアライン、レッドマシェールも続くが、後続も離されずに、一丸のまま、ゆったりとしたペースで4コーナーまで進んでいく。

直線に入り、各馬のギアが上がると、中団で競馬をしていたロッカフラベイビーが馬群の間を突き抜け、先頭へ。最後まで衰えない末脚で2着のホッコーヴァールに2馬身差をつけた。3着はエンパイアラインとの接戦を制したヴェールデローザ。半姉のヌーヴォレコルトを思わせるキレ味だった。なお、3コーナーでエスティサヴィは横山典騎手が下馬し、競走を中止している。

勝ったロッカフラベイビーは母シーディドアラバイの2番子。昨年のセレクトセールでは1300万円で落札されていた。
馬主は山田弘氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「恋人はフラダンス娘。父名より連想」。

1着 ロッカフラベイビー(三浦騎手)
「走るのはわかっていましたし、気持ちに配慮して厩舎でうまく仕上げた結果。いい意味でオフが付いた。ほぼ馬なりでの勝利。距離はもっと延びていいと思う。将来が楽しみだよ」

(鹿戸雄一調教師)
「素直な馬ですし、稽古も動いていました。期待は高かったですよ。しかも、落ち着いて走れ、思った以上の伸びでした。次走などは厩舎に帰ってからの様子で決めますが、先々に夢がふくらみます」

2着 ホッコーヴァール(田中勝騎手)
「残念。行きたいところへ勝ち馬が先に入ってしまった。いい反応だったし、走る馬だよ」

5着 ステラレガーロ(後藤騎手)
「もったいない内容。最後はいい脚を使っている。まだ中身が伴わない段階なのにね。いい素質を持っているよ」

10着 レッドマジュール(戸崎騎手)
「いい馬ですが、消化不良でしたね。スタートして、もう少し攻めていったほうが良かった」

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ロッカフラベイビー
(牝2、美浦・鹿戸雄厩舎)
父:キングカメハメハ
母:シーディドアラバイ
母父:ジャングルポケット

ロッカフラベイビー

ロッカフラベイビー

ロッカフラベイビー


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