【金鯱賞】ウインバリアシオン、エアソミュールら22頭が登録

12月6日(土)、4回中京1日目に行われる第50回 金鯱賞(G2)(3歳上 国際 特指 別定 芝2000m)の特別登録馬22頭が発表された。

4歳時に発症した屈腱炎で1年半近くの休みを余儀なくされていたウインバリアシオン。昨年は復帰戦にこの舞台を選択し3着に入ると、次走の有馬記念では2着に入線。完全復活をアピールした。今年は悲願のG1初制覇を狙ったが、宝塚記念後に脚部不安が判明し休養へ。2度目の復帰戦もこの中京2000mに設定した。昨年同様好結果を残して、G1への足がかりとしたいところだが、今回は相手も強力だ。

その筆頭候補は今年重賞で2勝を挙げている3頭。まずはエアソミュール。鳴尾記念、毎日王冠を制し着実にステップアップ。中でも前走は後の天皇賞馬・スピルバーグに先着した上での勝利と、いよいよ本格化の気配。

4歳ラストインパクトも好調で、前走の京都大賞典ではG1馬のトーセンラー、メイショウマンボを下しての勝利と勢いに乗る。レースの流れに左右されない自在性のある脚質が強みだ。

サトノノブレスは先行出し抜きの形が武器。ここ2走は案外の結果に終わっているが、立ち直れば能力上位であることは間違いない。

G1ホースとしての輝きを取り戻せないカレンブラックヒル。今年はダービー卿CTで久しぶりの重賞勝ちを収めたが、本領発揮とは言い難い。この秋からは中距離路線に転向。そろそろ結果がほしいところ。

他にも2年前の同レースで勝ったオーシャンブルーや、天皇賞(秋)での好走歴もあるダークシャドウ。中京2000mで複勝率100パーセントのラブリーデイなど、一癖も二癖もある好メンバーが出揃った。年末の有馬記念を含め、今後のG1戦線を占う意味でも興味深いレースとなりそうだ。登録馬は以下の通り。

ウインバリアシオン 57
エアソミュール 57
オーシャンブルー 56
カポーティスター 56
カレンブラックヒル 57
クランモンタナ 56
サクラアルディート 56
サトノノブレス 57
シゲルササグリ 56
ダークシャドウ 56

トウカイパラダイス 56
トゥザグローリー 56
ドコフクカゼ 56
ニューダイナスティ 56
パッションダンス 56
ペルーサ 56
マルカプレジオ 56
ユールシンギング 56
ラストインパクト 57
ラブリーデイ 56

ルチャドルアスール 56
レッドデイヴィス 56

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