【きさらぎ賞】関東牝馬ルージュバックが2.0倍で1番人気

2月8日(日)、2回京都4日目に行われる第55回 きさらぎ賞(G3)(3歳 国際 指定 別定 芝1800m)の前日最終オッズが発表された。

8頭立ての少頭数となったが、将来が楽しみな素質馬が集まった。そんな好メンバーの中、2.0倍で1番人気に推されたのは関東牝馬のルージュバック。新馬戦、500万下と連勝中で、前走で破ったベルーフは先月の京成杯を制した実力馬だった。そこを物差しに考えても、牡馬を相手に重賞を戦う能力は十分にある。相手強化や、初の関西遠征など楽な一戦ではないが、無傷で初の重賞タイトル獲得となるか、注目の一戦となりそうだ。

3.1倍で2番人気に推されたのは、ここまでのキャリア4戦全てで連対を果たしているポルトドートウィユ。その安定感も魅力の1つながら、全レースでメンバー最速の末脚を繰り出しており、決め手勝負でも引けを取らない。ルーラーシップやエアグルーヴを近親に持つ超良血馬だけに、大舞台でのさらなる活躍にも期待が高まる。今後のクラシック戦線に向け、弾みをつける一戦としたいところ。

三冠馬オルフェーヴルの全弟アッシュゴールドが5.3倍で3番人気に支持された。ここまで満足いく結果を出せていないが、一族最大の魅力は成長力の高さにある。一気に素質が開花する可能性も十分にあり、見限りは早計。5日に急死した父ステイゴールドの弔いのためにも、ここは結果を出したい。

京都で行われた秋華賞、エリザベス女王杯を含む、G1・3勝馬のスイープトウショウを母に持つレガッタが7.3倍で4番人気。まだ1戦1勝の身ながらも、新馬戦では素質の高さを見せつけて快勝した。使われての上積みも見込まれ、未知なる魅力を最も感じる1頭。両親から受け継いだ瞬発力を生かし、一気に主役の座まで駆け上がるかもしれない。

以下、昨年の同レースを制したトーセンスターダムの半弟ネオスターダムが20.1倍、折り合えれば一発の可能性を秘めるグリュイエールが21.8倍で続いている。

発走予定時刻は15時35分。単勝オッズは以下の通り。

3 ルージュバック 2.0
5 ポルトドートウィユ 3.1
4 アッシュゴールド 5.3
6 レガッタ 7.3
8 グリュイエール 20.1
2 ネオスターダム 21.8
1 ムーンクレスト 95.2
7 エメラルヒマワリ 113.2

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