「南関東のSS」アジュディケーティングが死亡

2001年から8年連続で地方競馬のリーディングサイアーとなり、「南関東のサンデーサイレンス」と称されたアジュディケーティング(牡28)が、老衰のため死亡した。

現役時代は米G1・2勝を挙げ、引退後は日本へ種牡馬として輸入された。初年度産駒からアジュディケーターが京成杯3歳Sを制すなど活躍馬を輩出したが、それ以上に地方競馬へ多くの活躍馬を送り込んだ。代表産駒のアジュディミツオーは東京大賞典を連覇するなどG1・5勝の大活躍を見せ、それらの功績から今月5日に行われたNARグランプリ2014では特別表彰馬に選出された。

最盛期には160頭以上に種付けしていたが、2014年は高齢化の影響もあり僅かに2頭。昨シーズン限りで種牡馬を引退し、その後は新冠町のベルモントファームで余生を送っていた。産駒のワイドバッハが日曜日に行われるフェブラリーSに出走する。

アジュディケーティング(牡28)
父:Danzig
母:Resolver
母父:Reviewer
通算成績:16戦5勝
重賞勝利:
89年[米国]シャンペインS(G1)
89年[米国]カウディンS(G1)
90年[米国]リヴァリッジS(G3)