【中山記念】始動戦のイスラボニータが2.0倍で1番人気!

3月1日(日)、2回中山2日目に行われる第89回 中山記念(G2)(4歳上 国際 指定 別定 芝1800m)の前日最終オッズが発表された。

上位に支持されたのはやはりG1馬の3頭。2.0倍の1番人気には、昨年の最優秀3歳牡馬・イスラボニータ。中山こそ皐月賞以来の舞台となるが、1800mは3戦して全勝と得意の距離。上半期の最大目標を安田記念に置いていることもあり、メイチの仕上げとはいかないが、相手関係を見てもここは最低限、勝ち負けまでは行きたいところ。久々の競馬でも無様な姿は見せられない。

3.8倍の2番人気は一昨年の皐月賞馬であるロゴタイプが支持された。中山コースはG1・2勝など複勝圏100パーセントの得意舞台。皐月賞は当時のレコード、2走前の中山金杯はレコード決着の2着と時計勝負になれば分があるだけに、雨が予想される明日の天気は懸念材料か。今回の短期免許の期限が切れるC.デムーロ騎手の最後の大仕事にも期待が懸かる。

紅一点のヌーヴォレコルトが4.8倍で3番人気に。昨年のオークス馬は牝馬同士のレースになれば最上位の存在。今回は牡馬の一線級を相手にどれだけ戦えるかが焦点となる。宝塚記念への出走も視野に入れており、ここでもしっかりと上位争いを演じ、今後のG1レースに向けて弾みをつけたい一戦だ。

7.7倍の4番人気に推されたのはステファノス。クラシックでは皐月賞のみの参戦となったが、前走の富士Sでは古馬を相手に得意の末脚が爆発。ダノンシャークやエキストラエンドといった古馬マイル路線の強敵をねじ伏せた。上位のG1ホースを破るポテンシャルを秘めている1頭には違いない。

単勝一桁台はここまで。続く13.3倍の5番人気はマイネルフロストで瞬発力勝負なら上位を脅かす可能性は十分。大きく離れて30.4倍の6番人気・タガノグランパは距離延長、叩き2走目の変わり身に期待したい。34.6倍の7番人気・ナカヤマナイトは一昨年の覇者で道悪になれば一気の浮上もあり得るか。

発走予定時刻は15時45分。単勝オッズは以下の通り。

10 イスラボニータ 2.0
7 ロゴタイプ 3.8
4 ヌーヴォレコルト 4.8
11 ステファノス 7.7
5 マイネルフロスト 13.3
3 タガノグランパ 30.4
8 ナカヤマナイト 34.6
1 ヒラボクディープ 93.6
6 タイキパーシヴァル 116.6
2 ゼンノルジェロ 168.3

9 トラストワン 229.4

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