【中山牝馬S】引退レースのアイスフォーリス「今が一番良い」

11日、日曜中山11レース・中山牝馬ステークス(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、中山金杯5着のアイスフォーリス(牝6、美浦・相沢厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F65.0-50.8-37.1-13.1秒をマークした。

【相沢郁調教師のコメント】
「前走後は放牧に出て、良い状態で厩舎に戻ってきました。若い頃からずっと硬さがあってレース数もそれほど多く使えませんでしたが、段々と硬さが取れてきて、今がこれまでで一番良いくらいです。これで引退させるのがもったいないくらいの状態ですよ。

追い切りは走る馬で、日曜も速い時計が出ましたし、今日も直線だけの割りには速かったです。それだけ元気もあるんでしょう。なかなか適正距離が掴めず重賞を勝たせてあげられずにきましたが、今回くらいの距離が合っていると思いますし、能力があるので何とか重賞を勝たせてあげたいですね。道中で他馬に脚を使わせるような競馬が良いと思います。道悪は良くないので、あとは天気だけですね。良馬場でやらせてあげたいです」

クラブ規定により、今回がラストランとなるアイスフォーリス