【ファルコンS】ハナ差制したタガノアザガルが人馬ともに重賞初V

3月21日(土)、2回中京3日目11Rで第29回ファルコンS(G3)(芝1400m)が行なわれ、松田大作騎手騎乗の14番人気・タガノアザガル(牡3、栗東・千田厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:22.9(稍重)。

2着にはハナ差で4番人気・アクティブミノル(牡3、栗東・北出厩舎)、3着にはハナ差で5番人気・ヤマカツエース(牡3、栗東・池添兼厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたフミノムーン(牡3、栗東・西浦厩舎)は4着に敗れた。

ビヨンジオール、ペイシャオブローがやや後手を踏むスタート。内から押してアクティブミノルがハナを切り、マジックシャトル、コパノハート、タガノアザガル、セカンドテーブルが追走。フミノムーンは中団の外め、ビヨンジオールは後方3番手から前をうかがう。
直線に入るとロスなく回ったアクティブミノルがスパート。タガノアザガルが並びかけて2頭の叩き合いに。ブラッククローバー、フミノムーンも追撃するが、なかなか前との差は詰まらず、代わって内を突いたヤマカツエースが前の2頭に迫り、3頭が鼻面を並べてゴール。写真判定の結果、タガノアザガルがハナ差アクティブミノルを抑えて重賞初制覇を果たした。

勝ったタガノアザガルは2戦目の未勝利戦で初勝利。12月の万両賞で2勝目を挙げ、朝日杯FSにも挑戦。10着と敗れたが、大舞台の経験を生かして混戦を制した。騎乗した松田騎手はデビュー19年目で嬉しいJRA重賞初勝利。管理する千田輝彦調教師も開業5年目で重賞初勝利となった。

馬主は八木良司氏、生産者は新冠町の有限会社新冠タガノファーム。馬名の意味由来は「冠名+人名より」。

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タガノアザガル
(牡3、栗東・千田厩舎)
父:バゴ
母:ライアメロディー
母父:アドマイヤベガ
通算成績:8戦3勝
重賞勝利:15年ファルコンS(G3)

タガノアザガル

タガノアザガル

タガノアザガル

タガノアザガル


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