意地見せたリアルスティール「結果を踏まえ、修正していきたい」

●3月22日(日) 2回中山8日目11R 第64回 スプリングS(G2)(芝1800m)

2着 リアルスティール(福永騎手)
「返し馬でも少し余裕があるように感じた。ちょっともたもたし、最後に伸びてきたところがゴール。だんだん実が詰まりつつある段階だし、ひと叩きしたら、次の皐月賞ではちょうど良くなると思う。広いコース向きでも、ここでもうまく立ち回っている。きょうの結果を踏まえ、修正していきたいね」

3着 ダノンプラチナ(蛯名騎手)
「1800mに対応し、これで負けたら仕方がないというレース。内容は悪くない。まだ精神的に追い込んだことがないからね。追い込んでどうかだけど、良くなる余地はたっぷり残っているよ」

(国枝栄調教師)
「もっと伸びるはずなんだけどね。休み明けにしても、ちょっと不満が残るが、折り合いなど、レース運びはほぼうまくいった。いい状態で送り出せたとはいえ、ここが目標じゃなく、先を見据えた仕上げ。本番に向け、きっちりつくっていければ、ぐんと良くなってくるだろう」

4着 ベルーフ(川田騎手)
「4コーナーまではスムーズでした。ただ、直線は馬がうわずっている感じ。自ら動かず、やめる感じでしたよ」

5着 ダノンメジャー(D・バルジュー騎手)
「いい走りたったと思う。ペースが遅かったので、好位で進めた。3、4コーナーでバランスを崩しかけたけど、馬は一生懸命に走っていたよ。よく伸びたし、最後も闘争心を燃やしてくれた」

6着 ブラックバゴ(戸崎騎手)
「ゲートは我慢できたのですが、ちょっと位置取りが後ろすぎました。もっと伸びそうな手応えでしたが」

7着 ミュゼスルタン(大江原哲調教師)
「きょうは装鞍からうるさかったね。3コーナーでこれは厳しいと思ったよ。でも、久々だからね。無事ならば、きっと変わる。気持ちを切り替え、もっといい状態を整えたい」

8着 フォワードカフェ(田中勝騎手)
「流れは良かったと思うけど。もうひとつ反応できなかったなぁ」

9着 マイネルシュバリエ(三浦騎手)
「折り合いに専念したが、以前にぶつけられた影響があるのか、馬を怖がっていたね。のびのびとスムーズに走れれば」

ダノンプラチナ

2歳王者ダノンプラチナは3着。本番での巻き返しを誓う