横山典と2戦2勝のマシェリガールが大接戦を制す…クローバー賞

8月23日(日)、2回札幌2日目10Rでクローバー賞(芝1500m)が行なわれ、横山典弘騎手騎乗の3番人気・マシェリガール(牝2、美浦・菅原厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:29.5(良)。

続いてハナ差で13番人気・リッジマン(牡2、北海道・田中淳厩舎)と5番人気・スズカバーディー(牡2、栗東・西橋厩舎)が2着同着となった。

揃ったスタートからまずハナに立ったのはマカーオーン。押して、内からリッジマンが主張して先頭へ。少し間をあけて、コスモフレンチ、マシェリガール、マイネルサグラと続き、スズカバーディーは掛かり気味に中団からの追走。
コーナー途中から、エイシンキロオルがまくり、それを見てリリカルホワイトも仕掛ける。先頭のリッジマンは直線の入り口で鞍上の合図に鋭く反応し、後続を引き離しにかかる。追うように内からマシェリガールが続き、その後ろからスズカバーディーとキーパンチャーが併せ馬で追いかける形。マシェリガールとリッジマンの追い比べにスズカバーディーが並んだところがゴール。写真判定の末、マシェリガールがハナ差で優勝。スズカバーディーとリッジマンが同着となった。

勝ったマシェリガールは1番人気に推されたリリカルホワイトが勝った新馬戦で4着に破れ、今回雪辱を晴らす形となった。2勝はいずれも横山典騎手の手綱。今後もこのコンビで世代の中心と駆け上がるのか、期待したいところだ。
馬主は島川隆哉氏、生産者は日高町の有限会社エスティファーム。馬名の意味由来は「愛おしい(仏)+女の子」。

クローバー賞の結果・払戻金はコチラ⇒

マシェリガール
(牝2、美浦・菅原厩舎)
父:トーセンファントム
母:トーセンバスケット
母父:ブライアンズタイム
通算成績:4戦2勝

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。