ライズトゥフェイム突き抜け初OP入り…レインボーS

9月19日(土)、4回中山3日目11RでレインボーS(芝2000m)が行なわれ、石川裕紀人騎手騎乗の2番人気・ライズトゥフェイム(牡5、美浦・加藤征厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:01.0(良)。

2着には1馬身半差で3番人気・レッドセシリア(牝5、美浦・鹿戸雄厩舎)、3着にはアタマ差で9番人気・マイネルジェイド(牡5、美浦・和田道厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたダイワリベラル(牡4、美浦・菊沢厩舎)は4着に敗れた。

スタートして、まず先頭に立ったのはダイワリベラル。しかし、押してジャーエスペランサがそれを制してハナを主張。ダノンフェニックス、ロジサンデー、レッドセシリアと続いて、マイネルジェイドは後方4番手、ライズトゥフェイムは後方2番手より追走する形。道中、一旦はジャーエスペランサが後続を引き離すも、ロジサンデーが競り先頭へ。コーナー途中で再び、ジャーエスペランサがハナに立つと直線へ。
ジャーエスペランサをマークする形でダイワリベラルが直線で並び、後続を引き離しにかかるも、伸び脚に欠け、大外を回って脚を伸ばしてきたライズトゥフェイムが残り100m付近で先頭を捕らえて優勝。勝ち馬とは差し脚で劣るも、中団からの競馬で2着にレッドセシリアが入った。

勝ったライズトゥフェイムは全19戦中13戦が中山と最も走り慣れているコースで結果を出して見せた。再昇級となった現クラスでは4着、14着と思うような結果が残せなかったが、3戦目にして嬉しいオープン入りを決めた。
馬主は有限会社シルクレーシング、生産者は白老町の(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「名声をあげる」。

1着 ライズトゥフェイム(石川騎手)
「じっくりと脚をためられました。3コーナーから外へ。手応えは十分ありましたし、ほんとにいい脚でしたよ。強い競馬でしたし、オープンでも通用すると思います」

(加藤征弘調教師)
「中山コースが合うんです。長くは伸びませんが、脚の使いどころがマッチしますね。急坂もいい。一瞬の決め手が生きました」

2着 レッドセシリア(三浦騎手)
「理想的な競馬。いい枠を引き、じっと脚をためられたよ。いつもは怯むのに、うまくさばけた」

3着 マイネルジェイド(戸崎騎手)
「道中はふわっといい感じ。全身を使えていましたよ。いつもより流れに乗れ、馬群でも怯むことがなかった。最後もいい脚を使っています」

4着 ダイワリベラル(菊沢隆徳調教師)
「力は示しているのですが。目標にされ、展開が向かなかったですよ」

5着 カムフィー(柴田善騎手)
「もう一歩なんだけど。久々を使って良くなると思う」

7着 マイネルマーク(柴田大騎手)
「気持ちに衰えはなく、3コーナーすぎから脚を使っています。まだ走れると思いますし、走ってほしいですよ」

9着 ダノンフェニックス(吉田隼騎手)
「そう切れないので、いいポジションを取ったんです。でも、向正面できついかたちになりました」

10着 ジャーエスペランサ(吉田豊騎手)
「早めに来られ、厳しい展開だった。息が入らなかったよ」

レインボーSの結果・払戻金はコチラ⇒

ライズトゥフェイム
(牡5、美浦・加藤征厩舎)
父:ゼンノロブロイ
母:バラファミー
母父:Barathea
通算成績:19戦5勝

ライズトゥフェイム

ライズトゥフェイム

ライズトゥフェイム


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