【スプリンターズS】サマースプリントS王者ベルカントら22頭が登録

スプリンターズS

夏のスプリント王から真のスプリント王を狙うベルカント


10月4日(日)、4回中山9日目に行われる第49回 スプリンターズS(G1)(3歳上 国際 指定 定量 芝1200m)の特別登録馬22頭が発表された。

中心は牝馬2頭。まず、ベルカントはアイビスSD、北九州記念を連勝し、サマースプリントシリーズ王者に輝いた。しかし、「夏」のタイトルだけでは、陣営も当然満足していないだろう。昨年は5着に屈したレースで、真のスプリント王者に登りつめたいところだ。

続く1頭はウリウリ。前走は休み明けながら出走メンバー中最速の上がりを見せた。その自慢の末脚をG1という大舞台でも披露できるかが注目だ。また、そのウリウリと同じくセントウルSでハナ差下した3歳馬アクティブミノルは勢いそのままにG1制覇を狙う。ウリウリと同厩舎のストレイトガールは春に念願のG1制覇。前走4着と馬券圏内を外してしまったが、叩き2走目となる今回は調子を上げてくるだろう。

今年の高松宮記念で2着と復調ムードのハクサンムーンは、前走のセントウルSで大敗も、これまでにG1で3度の好走歴。しっかりと立て直せることができれば、悲願のG1制覇も見えてくる。

ウキヨノカゼは長期休養から復帰後、調子を落としていたが、今夏に準オープン、キーンランドCを連勝し復活を遂げた。スプリントの舞台も合っている印象で、関東勢の筆頭格として挑む。

他にも、昨年と同様にぶっつけ本番で本レースに挑むコパノリチャード、高松宮記念3着のミッキーアイルらG1馬、京成杯AHで波乱を演出したオレハマッテルゼの弟フラアンジェリコにも注目。

なお、賞金順で除外対象となっていた昨年の3着馬レッドオーヴァルがレーティング上位で出走可能に。代わってここまで6戦5勝の上り馬ビッグアーサーが除外1番手となっている。

昨年の同レース覇者スノードラゴンや今年の高松宮記念覇者エアロヴェロシティが未出走と群雄割拠のスプリント路線。新王者として君臨するのは果たしてどの馬か。登録馬は以下の通り。

【外国馬】
リッチタペストリー 57 C.ルメール

【優先出走権獲得馬】
アクティブミノル 55 藤岡康
ウキヨノカゼ 55 四位

【レーティング上位5頭(優先)】
ストレイトガール 55 戸崎
ハクサンムーン 57 酒井学
ミッキーアイル 57 浜中
コパノリチャード 57 M.デムーロ
レッドオーヴァル 55 蛯名

【以下、収得賞金順】
サクラゴスペル 57 横山典
ウリウリ 55 岩田
ベルカント 55 武豊
マジンプロスパー 57 三浦
フラアンジェリコ 57 田辺
ティーハーフ 57 国分優
リトルゲルダ 55 川田
スギノエンデバー 57 松山

【除外対象】
ビッグアーサー 57 藤岡康
ベステゲシェンク 57 ○○
セイコーライコウ 57 柴田善
マヤノリュウジン 57 ○○
バーバラ 55 ○○
アフォード 57 ○○

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