夏の女王ベルカントG1獲りならず13着惨敗「負けるときはあっさり」

●10月4日(日) 4回中山9日目11R 第49回 スプリンターズS(G1)(芝1200m)

3着 ウキヨノカゼ(四位騎手)
「惜しかった。あれこれ考えず、リズムを大切に乗ったんだ。いい脚だったね。勝ち馬は力があるし、スッと抜けられたけど、この馬もよくがんばっている。大したものだよ。ほめてやってほしい」

4着 ミッキーアイル(浜中騎手)
「行く馬2頭を見ながら、道中は運べたのですが、思ったよりペースが上がらず、かかってしまいました。それでも崩れず、地力で4着。内枠なら行っても良かったのですが。もっと前でやり合うと思っていましたしね」

5着 ウリウリ(岩田騎手)
「輸送しても体が減らず、申し分のない状態だった。でも、ペースか遅くて。正攻法で外を回ったが、結果的にロスなくインを突いたほうが良かったかもしれない」

6着 リッチタペストリー(C・ルメール騎手)
「いいレースだった。4コーナーすぎの手応えが良く、これから上位に迫れると思ったよ。ただ、いったん伸びかけたのに、ラスト50mで脚色が一緒になってしまったね」

7着 レッドオーヴァル(蛯名騎手)
「ペースが遅かったし、うまく流れに乗れた。もうちょっとなんだけどね。この距離はちょっと忙しいのかな」

8着 スギノエンデバー(松山騎手)
「勝ち馬を見ながら、いいポジションで運べました。でも、この馬向きの展開にならなかったですね」

9着 アクティブミノル(藤岡康騎手)
「スタートが決まりましたし、二の脚で前へ行けました。ハクサンムーンがハナを主張し、単騎で運べたのですが、早めに競られたのが痛かったですね。いったん抜け出せそうな手応えはありましたし、これから伸びる3歳。今後につながる経験はできたと思います」

10着 ティーハーフ(国分優騎手)
「流れが落ち着いてしまいました。位置を取りにいっても、ちぐはぐになる恐れがありますからね。この馬の競馬に徹したんです。具合は良かったですし、残念ですよ」

12着 ハクサンムーン(酒井学騎手)
「きっちり仕上げたぶん、気が入っていましたし、少しカリカリ。ゲートは遅れました。今回はハナにこだわる作戦。行き切ってからは息が入ったと思えたのですが、直線は思ったほど粘れませんでしたね」

13着 ベルカント(武豊騎手)
「いいかたちだったのに。負けるときはあっさりなのがこの馬のパターン。イレ込みがきつかったとはいえ、展開は絶好だった。直線で内に刺さるのも前回と同様。よくわからないね」

15着 フラアンジェリコ(北村宏騎手)
「この相手に慣れない1200m。追走するだけで終わってしまった」

ウキヨノカゼ

スローペースながら追い込んで3着 スプリント路線で更なる飛躍が期待されるウキヨノカゼ


ウリウリ

外々を回る展開で最後伸び切れなかったウリウリ


アクティブミノル

セントウルS勝ちのアクティブミノルは9着敗退


ハクサンムーン

同レース3度目の挑戦となったハクサンムーンは12着