【菊花賞】神戸新聞杯を制したリアファルら19頭が登録

10月25日(日)、4回京都7日目に行われる第76回 菊花賞(G1)(3歳 国際 指定 馬齢 芝3000m)の特別登録馬19頭が発表された。

ダービー上位勢が東西トライアルで敗退。例年と比較しても、大本命不在の一戦といえるが、最重要ステップレースを制したのはリアファル。春までダートで好走を続けていたが、前々走で芝のレースに初挑戦し、準オープンクラスの古馬を相手に完勝。そして、前走の神戸新聞杯も逃げの手に出て後続を完封。一躍クラシック候補として名乗りを上げた。条件こそ違うが、兄のクリソライトもジャパンダートダービーの勝ち馬と、きょうだいは活躍馬ばかり。芝で頂点を極めるか。

リアルスティールは神戸新聞杯で2着に屈したが、皐月賞2着、日本ダービー4着と同世代を牽引してきた。ライバルのドゥラメンテが不在の中、主役の座を譲るわけにはいかないだろう。

セントライト記念を制したキタサンブラックはこれまで6戦4勝のうち重賞2勝と、その成績は見張るものがある。走っても、実績ほどの人気にはならないが、持ち前の先行力を活かしたい。同2着ミュゼエイリアン、3着のジュンツバサもトライアルからの躍進なるか。

また、ダービー2着馬サトノラーゼンブライトエンブレムなど春の実績馬の巻き返し、そして重賞未経験だが、上がり馬スティーグリッツの台頭はあるのか? 能力比較と距離適性がカギになりそうな一戦だ。

なお、神戸新聞杯3着で権利を手にしていたトーセンバジルはザ石のため、またレントラーも回避の見込み。登録馬全てが出走可能となっている。

2冠馬ドゥラメンテ不在のクラシック最終戦。淀の大舞台を先頭でゴールするのは果たしてどの馬か。登録馬は以下の通り。

【優先出走権獲得馬】
キタサンブラック 57 北村宏
ジュンツバサ 57 石橋脩
ミュゼエイリアン 57 横山典
リアファル 57 C.ルメール
リアルスティール 57 福永

【以下、収得賞金順】
サトノラーゼン 57 岩田
ベルーフ 57 浜中
ブライトエンブレム 57 田辺
タガノエスプレッソ 57 菱田
タンタアレグリア 57 蛯名

アルバートドック 57 藤岡康
スピリッツミノル 57 酒井学
スティーグリッツ 57 内田博
マサハヤドリーム 57 和田竜
マッサビエル 57 戸崎

ワンダーアツレッタ 57 M.デムーロ
レッドソロモン 57 武豊
ミコラソン 57 武幸

【以下、回避予定】
レントラー 57 ○○

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