ここでは力上位 トーセンスターダムが貫禄の押し切り…カシオペアS

11月1日(日)、4回京都9日目11RでカシオペアS(芝1800m)が行なわれ、A.シュタルケ騎手騎乗の1番人気・トーセンスターダム(牡4、栗東・池江寿厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:45.7(良)。

2着にはクビ差で4番人気・ダノンメジャー(牡3、栗東・橋口弘厩舎)、3着には半馬身差で10番人気・マコトブリジャール(牝5、栗東・鮫島厩舎)が続いて入線した。

バッドボーイ、ヒュウマ、コスモソーンパークが先手をうかがい、抑えたマコトブリジャールが4番手。断然人気のトーセンスターダムは折り合いに専念し後方を進むが、緩い流れで馬群は一団。坂の下りでピッチが上がるもポジションに大きな変動はなく、バッドボーイが後続を引き連れて直線へ。
逃げるバッドボーイに内からマコトブリジャールが並びかけ、そこへトーセンスターダムが割って入って一気に先頭。最内を突いてダノンメジャーが迫ってくるもトーセンスターダムがクビ差振り切って断然の1番人気に応えた。

勝ったトーセンスターダムは近親にカンパニー、トーセンジョーダンがいる良血で、デビューから3連勝できさらぎ賞を勝ち、クラシック3冠にも出走。そこでは結果を残すことが出来なかったが、暮れにチャレンジCを勝って2つ目の重賞タイトルを手にし、春にはオーストラリアに遠征してG1のランヴェットSで2着。続くクイーンエリザベスSでも5着に入る健闘を見せていた。ここは天皇賞(秋)を除外されての出走だったが、強豪に揉まれた経験を生かして着差以上の勝ちっぷり。悲願のG1制覇に向け弾みを付ける1勝となった。

馬主は島川隆哉氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+スターの座」。

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トーセンスターダム
(牡4、栗東・池江寿厩舎)
父:ディープインパクト
母:アドマイヤキラメキ
母父:エンドスウィープ
通算成績:13戦5勝
重賞勝利:
14年チャレンジC(G3)
14年きさらぎ賞(G3)

トーセンスターダム

トーセンスターダム

トーセンスターダム

トーセンスターダム

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