ステイヤーの血が騒いだ2着カムフィー「馬をほめてあげたい」

●12月5日(日) 5回中山1日目11R 第49回ステイヤーズS(G2)(芝3600m)

2着 カムフィー(池上昌和調教師)
「まだ危うさもありますが、ジョッキーも『だいぶ乗りやすくなった』と話していました。一瞬の脚には欠きますが、終いは確実です。外からよく2着まで追い込みましたよ。定量でこれだけやれたのですから立派。馬をほめてあげたいですね」

3着 トゥインクル(三浦騎手)
「長丁場は合っている。勝ち馬は強かったけど、この馬も直線はいいかたちで伸びているよ。力を付けているね」

4着 マイネルメダリスト(柴田大騎手)
「長い距離は向きます。うまくさばけましたし、なんとか2着を確保したいと思ったのですが。まだ道中でやめようとする気配もありましたが、気持ちが走るほうに向けば、これくらい走れる馬です。ブリンカーも刺激になったと思います」

5着 ネオブラックダイヤ(秋山騎手)
「引っかかりますが、ポジションを取りにいかないと結果がでない個性です。もう少し流れてほしかった」

6着 メイショウカドマツ(蛯名騎手)
「行くはずの馬がハナに立たず、リズムを悪くした。挟まれ、ひっかかり、苦しいかたち。こうなるなら、自ら先手を主張すれば良かったよ」

7着 ファタモルガーナ(戸崎騎手)
「スタートは出ました。でも、外々を回されたのが響きましたね。久々のぶんも堪えたように思います」

8着 スズカデヴィアス(A・アッゼニ騎手)
「いいポジションに付けられたが、力んでしまったね。最後は体力がなくなった。この距離は長いね」

カムフィー

ダイヤモンドS3着の底力を示したカムフィー


トゥインクル

3着トゥインクルも長距離で素質開花の兆し