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昨年のエリザベス女王杯を制したラキシスが引退 繁殖へ
2015/12/16(水)
14年のエリザベス女王杯を制したラキシス(牝5、栗東・角居厩舎)左前脚球節の腫れが見られ、有馬記念を回避した。それを受けて15日に、オーナーサイドと相談した結果、引退し繁殖牝馬となる事が発表された。2歳12月に新馬勝ちを収め、フローラSで重賞初挑戦。クラシック戦線で活躍は叶わなかったが、夏を超えて条件戦を連勝し挑んだエリザベス女王杯では、格上挑戦ながらも、勝ち馬とは肉薄の2着と善戦した。その後も重賞に挑戦するも、あと一歩のところで重賞制覇には手が届かなかった。2度目となるエリザベス女王杯では、ヌーヴォレコルトやショウナンパンドラといった若きG1ホースを破り、重賞初制覇がG1の大舞台となった。
年明け初戦に選ばれたのは、名だたる強豪が集まる大阪杯。キズナ、スピルバーグ、ロゴタイプといった牡馬のG1ホースを相手に、不良馬場を駆け抜けて重賞2勝目を決めた。その後は、人気の中心に推されるも、思うような走りを見せる事が出来ず、引退レースとなった3度目のエリザベス女王杯は11着に終わった。
今後は安平町のノーザンファームで繁殖入りする予定。
馬主は大島昌也氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の由来は「物語の登場キャラクター名より」JRA通算獲得賞金は2億8890万(付加賞含む)。
ラキシス
(牝5、栗東・角居厩舎)
父:ディープインパクト
母:マジックストーム
母父:Storm Cat
通算成績:17戦5勝
重賞勝利:
14年エリザベス女王杯(G1)
15年大阪杯(G2)
強豪牡馬相手に不良馬場を駆け抜けたラキシス
前年度2着の雪辱を晴らしG1の栄冠を手にした
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