【シンザン記念】意欲の西下エンブレム「現状ではマイルはベスト」

6日、日曜京都11レース・シンザン記念(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、サウジアラビアRC3着のアストラエンブレム(牡3、美浦・小島茂厩舎)は、小島茂之調教師を背に坂路コースで追われ、4F54.9-40.5-26.5-13.3秒をマークした。

【小島茂之調教師のコメント】
「今日も単走でやろうかと思っていましたが、先週の併せ馬の感じがすごく良かったので、同じイメージで調整しました。時計が速くなり過ぎるのもイヤでしたし、このくらいでちょうど良いですね。追い切りは上手くいきました。馬体重に関しては、これまで中京、新潟に輸送したときも意外と輸送で体を減らしませんでしたし、前走より少し増えるかもしれません。

前走に向けての調整では、帰厩からレースまでそれほど時間がなかったので、今回は早めに帰厩して調整を進めてきています。デビューからこれまでずっとゲート練習をしてきていますが、今回は初めてゲートの中で立ち上がらないでいます。個人的には距離は2000くらいまでもつと思っていますが、現状ではマイルはベストだと思いますし京都の重賞へチャレンジしてみます。

右回りコースは初めてですが、調教でも上手く手前を替えて走れていますし大丈夫だと思っています。最近G1や重賞で関東勢が頑張っていますし、ここも関東の代表の気持ちで頑張りたいです」

アストラエンブレム

アストラエンブレム

小島茂師を背に追い切ったアストラエンブレム(右)