【東海S】モンドクラッセは展開がカギ「自分の競馬ができれば」

20日、日曜中京で行なわれる東海S(G2)の追い切りが美浦トレセンで行なわれた。

みやこS7着からの巻き返しを狙うモンドクラッセ(牡5、美浦・清水英厩舎)は助手を背に南ウッドチップコースで追い切り。5F68.9-52.4-38.2-12.2秒をマークした。

【清水英克調教師のコメント】
「前走は、ハナを主張する相手がいたのでムリせず2番手からになりましたが、結果的に厳しい競馬になりました。レース後は短期放牧に出して、帰厩後も順調です。前走時はコンスタントにレースを使っていたこともあって普通の調整でしたが、今回はしっかり負荷をかけて来られました。今日の追い切りの伸びも良かったです。あとは輸送をして良い状態でレースに臨めれば、と思っています。マイペースで自分の競馬が出来れば、と思っています」

モンドクラッセ


前走、東京大賞典7着のグランドシチー(牡9、美浦・相沢厩舎)は津村明秀騎手を背に南ウッドチップコースで未勝利タマムーンフェイスを1.0秒追走する形。一杯に追って最後は同入、5F69.0-53.8-39.2-13.1秒をマークした。

【津村明秀騎手のコメント】
「相変わらず攻め馬ではそれほど良さを感じさせませんが、時計は思った以上に出ていましたね。ここ2戦と比べてメンバーはラクになりますし、このレースは相性が良いのでその辺りに期待しています」

グランドシチー


師走S12着からの参戦となるストロングサウザー(牡5、美浦・久保田厩舎)は久保田貴士調教師が直接跨って登坂。単走で4F55.2-40.7-27.0-13.1秒をマークした。

【久保田貴士調教師のコメント】
「今日の稽古は終いだけやりました。動く馬と一緒にやったので少し遅れましたが、ここまで順調にきています。今回は体を絞りたいと思って調整してきましたし、輸送もあるのでいくらか減ってくれればと思っています。能力があるので出来たことですが、ここまで割りとポンポン勝ち上がってきましたし、これから強い相手にモマれながら力を付けていけばと思っています」

ストロングサウザー