【東海S】得意の条件で一発狙うナリタポセイドン「左回りは堅実」

20日、日曜中京で行なわれる東海S(G2)の追い切りが行なわれた。

ブラジルC10着から3ヶ月ぶりの実戦となるナリタポセイドン(牡7、栗東・南井厩舎)は松田大作騎手を背に坂路で1600万下のメイショウスミトモを0.4秒先行。最後は同入の形になったが、一杯に追われて4F53.9-39.0-25.3-12.8秒をマークした。

管理する南井克巳調教師は休養明けの一戦となることについて「体も太め感なく仕上がってきてる。けさの動きも悪くなかったしね」と不安はない様子。「距離はもう少し長い方がより安定すると思うけど、左回りは堅実に走ってくれてる。去年の夏にはこの条件で2着もしてるから。末脚を生かせる流れになって欲しいね」と話した。昨年7月のジュライCでは、後に重賞2勝の活躍を見せるサウンドトゥルーと半馬身差の2着。得意の条件で一発を狙う。

5ヶ月ぶりとなった前走ポルックスSは最下位16着に敗れたライドオンウインド(牡4、栗東・木原厩舎)は助手を背にCWを単走で調整。馬なりで6F84.3-68.8-55.2-41.5-14.2秒をマークした。

管理する木原一良調教師はこの調整について「けさは馬なりでサッと。中山で使って中1週だから、こんなもんで十分だよ」と予定通りをアピール。「前走は久々、初めての年長馬が相手。流れも特殊になって厳しい競馬になったからね。スムーズに流れに乗ればもう少しやれると思うし、メドをつけていきたいな」と、古馬オープンとの2度目の対戦での前進を期待した。