シルバーステートが屈腱炎を発症 長期休養となる見込み

2月14日の共同通信杯(G3)に出走を予定していたシルバーステート(牡3、栗東・藤原英厩舎)が屈腱炎を発症したことが、所属するG1サラブレッドクラブから発表された。

同発表によると、21日の朝に左前脚に強い熱感があり検査を行ったところ、屈腱部に炎症を起こしていることが判明した。全治期間などについてはまだ不明だが、長期休養となる見込みだということ。

シルバーステートは昨年7月にデビュー。デビュー戦は2着に敗れるが、続く未勝利戦をレコードタイムで完勝。3戦目の紫菊賞では単勝1.1倍の圧倒的人気に支持されると、レースでは上がり3F32.7秒の末脚を繰り出し、着差以上の楽勝。その勝ちっぷりからクラシック戦線での活躍を期待する声も多かったが、ここで無念の戦線離脱となった。

シルバーステート

クラシックの主役候補の1頭が無念の戦線離脱となった