タールタン半馬身及ばずも得意の距離で躍動「重賞を勝てる力がある」

●1月31日(日) 1回東京2日目11R 第30回根岸S(G3)(ダ1400m)

2着 タールタン(C・ルメール騎手)
「モーニンの後ろでマークしながら進めた。直線はよくがんばって差を詰めている。勝ち馬は強かったね。この馬だって1400mのダートなら、重賞を勝てる力があるよ」

3着 グレープブランデー(F・ヴェロン騎手)
「精神的に強い馬だよ。直線のファイトはすばらしかった。この調子を保てれば、次のG1でもいい競馬ができる」

4着 タガノトネール(田辺騎手)
「打ち合せたイメージどおりのレースができました。以前との比較はできませんが、1400mより1600mのほうが競馬がしやすいように思います。そう切れないので、勝ちにいくなら、もっと積極的に運ぶ必要がありますね」

5着 アンズチャン(大和田成調教師)
「自分のかたちで自分の競馬。現状ではベストのレースができたと思いますよ。このクラスでもやれる手応えをつかめました。あとは展開の助けがあれば」

6着 プロトコル(柴田大騎手)
「手綱を持つ余裕がなかったですよ。オープンとなれば、この条件は忙しいですね。マイル以上の距離が向くと思います」

7着 レーザーバレット(F・ベリー騎手)
「枠が災いし、外々を回ることになった。よく伸びているが、最後の1ハロンでもたれてしまった。条件が整えば、この相手でも通用するよ」

8着 マルカフリート(石橋脩騎手)
「ゲートを出たので、いつもより前で運びました。リズムを重視し、道中の感触も良かったのですが。ここを使い、また良くなると思いますよ」

9着 アドマイヤサガス(国分恭騎手)
「本気で走っていない感じでしたね。流れも落ち着きました」

10着 レッドファルクス(吉田豊騎手)
「力んで走っていた分、伸びを欠きましたね。一歩目で遅れてしまったので、少し促したら思った以上に行きたがってしまい、周りに馬がいたことも余計に力んでしまいました。できれば、もう一列後ろで競馬をしたかったのですが、あまりペースが上がらなかったですからね。しかし、スムーズな競馬ならばやれそうな手応えは掴めました」

11着 キョウエイアシュラ(三浦騎手)
「よくがんばっているが、夏のほうがいいタイプ。乾いた馬場なら、結果は違ったと思う」

13着 サトノタイガー(吉原寛人騎手)
「終いを生かす競馬をしました。道中の感じは良かったのですが、思ったほど弾けなかったですね」

14着 サクラエール(池添騎手)
「追走は良い雰囲気でした。直線もスペースが開いたので、行ってくれるのかと思ったのですが……。締まった馬場で前が止まらないこともありますが、僕はこのクラスで通用する能力はあると思っているだけに、仕切り直していきたいです」

16着 シンキングマシーン(柴山騎手)
「『積極的な競馬をしてほしい』との指示。しかし、3コーナー付近から追走に戸惑っている様子で、最後は嫌々走っているようでした。もう少しゆったりした流れで走れる距離のほうが良さそうですね」

根岸ステークス

得意の距離で好走したタールタン


根岸ステークス

2013年のフェブラリーS覇者グレープブランデーが古豪の意地をみせた