L.コントレラス騎手が騎乗停止 禁止薬物が検出される

11日、短期免許で来日しているルイス・コントレラス騎手に対し、同日からJRA裁定委員会の議定があるまでの騎乗を停止すると、JRAが発表した。同発表によると、6日に行なわれた騎手の薬物使用に関する検査において、コントレラス騎手から採取した検体から、禁止薬物であるオキシコドンが検出されたということ。

これにより、今週の共同通信杯(G3)で騎乗を予定していたリスペクトアース(牡3、美浦・小笠厩舎)は乗り替わりとなる。なお、コントレラス騎手の短期免許期間は2月29日まで。

オキシコドンは強力な作用を持った鎮痛剤で、国内ではがんの痛みを緩和するなどの用途で使われている。一方、乱用すると依存してしまう可能性もあるため、麻薬及び向精神薬取締法において「麻薬」に指定されている。多くの国で規制されており、基本的には医師の処方がなしに入手することは難しいものである。こういったことから、今後は警察の調査などを行なって処分を決定する見通しだ。

コントレラス騎手

1月に挙げた初勝利など、ここまでJRAで2勝を挙げていた