テイエムイナズマがゴール前の大激戦を制す…大阪城S

3月6日(日)、1回阪神4日目11Rで大阪城S(芝1800m)が行なわれ、古川吉洋騎手騎乗の8番人気・テイエムイナズマ(牡6、栗東・福島信厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:45.2(良)。

2着にはハナ差で2番人気・ハギノハイブリッド(牡5、栗東・松田国厩舎)、3着にはハナ差で14番人気・トラストワン(牡8、栗東・庄野厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたダノンリバティ(牡4、栗東・音無厩舎)は4着に敗れた。

横一線のスタートから飛び出たのはニンジャで、それを内からダンツキャンサー、バッドボーイ、ナムラアンの3頭が並んで追い、その後ベルラップ、ステラウインド、クランモンタナらが集団で追う展開に。1番人気で久々の芝での実戦となったダノンリバティは後方で待機し、直線での末脚にかける。
3コーナー手前付近でニンジャがさらにリードを広げ3馬身差とする。しかし、直線手前に差し掛かると後方各馬がニンジャに詰め寄ってきて直線へ。
直線に入るとそのニンジャを交わしバッドボーイ、ナムラアンが並んで先頭に。前2頭の叩き合いをよそに馬群を割ってテイエムイナズマが徐々に迫り、残り150m辺りで先頭に立ち、さらにゴール前でトラストワン、ハギノハイブリッド、ダノンリバティが突っ込み4頭並んでゴール。写真判定の結果、テイエムイナズマが1着となった。

勝ったテイエムイナズマは2歳時にデイリー杯2歳Sを制した後、長いトンネルに入っていたが、昨年2月の準オープンを制し、約2年半振りに勝利。成績にムラがあるせいか、今回8番人気に甘んじていたが、休養明け2戦目のレースで低評価を覆しての勝利となった。今後は再び重賞を制することができるのか注目だ。
馬主は竹園正繼氏、生産者は日高町の有限会社グッドラック・ファーム。馬名の意味由来は「冠名+稲妻」。

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テイエムイナズマ
(牡6、栗東・福島信厩舎)
父:ブラックタイド
母:クラスター
母父:Danzig
通算成績:30戦4勝
重賞勝利:
12年デイリー2歳S(G2)

テイエムイナズマ

テイエムイナズマ

テイエムイナズマ


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