【阪神スプリングJ】サナシオンが圧巻の逃げで重賞2勝目!

3月12日(土)、1回阪神5日目8Rで第18回阪神スプリングJ(JG2)(障3900m)が行なわれ、西谷誠騎手騎乗の2番人気・サナシオン(牡7、栗東・松永幹厩舎)が優勝。勝ちタイムは4:22.5(良)。

2着には5馬身差で1番人気・アップトゥデイト(牡6、栗東・佐々晶厩舎)、3着には8馬身差で5番人気・ヴィーヴァギブソン(セ9、栗東・作田厩舎)が続いて入線した。

好スタートを決めたサナシオンがスンナリとハナへ。2番手に昨年の最優秀障害馬アップトゥデイトが付け、ヴィーヴァギブソン、ダンツミュータント、ニジブルームらが追走し、オースミムーンは最後方からレースを進める。
マイペースのサナシオンはグングン後続との差を広げ、たすきコースを抜けたところではアップトゥデイトと10馬身差以上。最後方のオースミムーンも徐々に進出を開始し、2周目向こう正面では中団あたりまでポジションをアップする。
3~4コーナーにかけて2番手からヴィーヴァギブソンとともアップトゥデイトが徐々にサナシオンとの差を詰めていくが、懸命にステッキが入るアップトゥデイトとは対照的にサナシオンは楽な手応えでリードを保って直線へ。最終障害手前で5馬身差まで詰まるも、そこまでが精一杯。サナシオンがゆうゆうと逃げ切って中山大障害3着のリベンジを果たした。3着はオースミムーンの追撃を抑えた9歳馬ヴィーヴァギブソンが粘り込んだ。

勝ったサナシオンは昨年4月に障害入りし、そこから破竹の5連勝。中山大障害でも1番人気に支持されたが、前半2番手からという初めての位置取りに戸惑ったのか、直線で伸び切れずに3着と敗れ、最優秀障害馬のタイトルを得ることは出来なかった。今回はマイペースでの強さを改めて証明することとなり、同斤量となる中山グランドJでの再戦が非常に楽しみとなった。
馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「癒し(西)。翡翠の宝石言葉より」。

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サナシオン
(牡7、栗東・松永幹厩舎)
父:シンボリクリスエス
母:ジェダイト
母父:サンデーサイレンス
通算成績:37戦9勝
重賞勝利:
16年阪神スプリングJ(JG2)
15年東京ハイJ(JG2)

サナシオン

サナシオン

サナシオン

サナシオン

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