【東京スプリント】コーリンベリーがG1を制した大井で再びの逃げ切り!

4月6日(水)、大井競馬場で行われた交流重賞・第27回 東京スプリント(Jpn3)(4歳上 別定 1着賞金:2700万円 ダート1200m)は、松山弘平騎手騎乗の3番人気・コーリンベリー(牝5、美浦・小野次厩舎)が優勝。勝ちタイムは1.11.4(良)。

2着には2馬身半差で4番人気・グレープブランデー(牡8、栗東・安田隆厩舎)、3着には2馬身差で1番人気・ダノンレジェンド(牡6、栗東・村山厩舎)が続いて入線した。

人気のダノンレジェンドがスタートで1馬身程出遅れる。内枠ということもありそのまま後方でレースを進める事となる。ハナを切ったのはコーリンベリー。すぐ外にルックスザットキルがつけて、3番手の内にグレープブランデーがつける。ブルドッグボスは4番手の外で前を見ながらの追走。ダノンレジェンドは徐々に追い上げていったものの、3コーナーでも9、10番手のポジション。
4コーナーを回るところで先行勢が後続を引き離す。コーリンベリーが追い出されて他馬を突き放しにかかるが、すぐ外ではルックスザットキルが抵抗。その外からはブルドッグボス、内からはグレープブランデーが脚を伸ばして、大外からはダノンレジェンドが追い込んでくる。しかしこの間にコーリンベリーが2番手以下を突き放し、あっという間にセーフティリードをとる。2番手に内からグレープブランデー、3番手にようやくダノンレジェンドが浮上するも、コーリンベリーの影すら踏めず。大井の舞台でコーリンベリーが再びの重賞制覇を飾った。

勝ったコーリンベリーは昨年5月の名古屋・かきつばた記念で嬉しい重賞初制覇。昨年、今日と同舞台で行なわれたJBCスプリントでは逃げてダノンレジェンドを完封しての勝利を挙げた。その後、チャンピオンズC、フェブラリーSでは共に2ケタ着順に敗れたが、得意の距離、そしてG1を制した得意の舞台に戻って、見事重賞3勝目を挙げた。

馬主は伊藤恵子氏、生産者は日高町の今井牧場。馬名の意味由来は「冠名+小果実」。

コーリンベリー
(牝5、美浦・小野次厩舎)
父:サウスヴィグラス
母:コーリンラヴィアン
母父:ミシックトライブ
通算成績:19戦8勝
重賞勝利:
16年東京スプリント(Jpn3)
15年JBCスプリント(Jpn1)
15年かきつばた記念(Jpn3)

コーリンベリー

コーリンベリー

コーリンベリー

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