ニシケンモノノフがゴール前の叩き合いを制す…天王山S

4月30日(土)、3回京都3日目11Rで天王山S(ダ1200m)が行なわれ、岩田康誠騎手騎乗の1番人気・ニシケンモノノフ(牡5、栗東・庄野厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:10.4(稍重)。

2着にはアタマ差で6番人気・ゴーイングパワー(牡7、栗東・岩元厩舎)、3着には1馬身3/4差で12番人気・ダッシャーワン(牡8、栗東・安田隆厩舎)が続いて入線した。

発走直前にミリオンヴォルツがゲートを飛び出して放馬してしまい競走除外に。14頭でのレースになった。カジキが外でやや立ち遅れる。ゴーイングパワー、ポメグラネイトが好発を切り、カジキはスタートで遅れたもののその外からスッと巻き返し前へ。人気のニシケンモノノフはその内4~5番手の追走。外からテーオーヘリオスがその1馬身後ろの外目を追走し、テンの3Fが35.2秒というペースでレースが流れ、先頭から殿までそれほど差の無い形で直線へ。
ポメグラネイトが粘りこみを図るが、ゴーイングパワーが手応え良く馬なりで並びかけ、その後ろからニシケンモノノフとダッシャーワンが脚を伸ばしてくる。ゴーイングパワーが抜け出したが、一完歩ずつニシケンモノノフが差を詰め、捕えたところがゴール。

勝ったニシケンモノノフは前走の交流重賞、黒船賞(Jpn3)は2着に敗れていたが、2走前のすばるS時と同じ鞍上の岩田康誠騎手の叱咤に応えゴール前の叩き合いを制した。馬主は西森鶴氏、生産者は新冠町の八木常郎氏。馬名の意味由来は「冠名+武士」。

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ニシケンモノノフ
(牡5、栗東・庄野厩舎)
父:メイショウボーラー
母:グリーンヒルコマチ
母父:アフリート
通算成績:23戦6勝
重賞勝利:
13年兵庫ジュニアGP(Jpn2)

ニシケンモノノフ

ニシケンモノノフ

ニシケンモノノフ

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