【新潟大賞典】得意の新潟で大変身 3年前の覇者パッションダンスがV!

5月8日(日)、1回新潟4日目11Rで第38回新潟大賞典(G3)(芝2000m)が行なわれ、津村明秀騎手騎乗の10番人気・パッションダンス(牡8、栗東・友道厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:57.8(良)。

2着には2馬身差で1番人気・フルーキー(牡6、栗東・角居厩舎)、3着にはハナ差で8番人気・シャイニープリンス(牡6、美浦・栗田博厩舎)が続いて入線した。

マイネルミラノとメイショウナルトがレースを引っ張り、パッションダンス、シャイニープリンス、サトノラーゼン、ダービーフィズらが好位を追走。フルーキーは中団のインに構え、その外をショウナンバッハが上がっていく。ダコールは中団のやや後方、ヒストリカルは後方2番手で終い勝負にかける。
馬群はほぼひと塊で3コーナーへ。ここではマイネルミラノがハナを奪って直線でラストスパート。馬場の内めで懸命に粘りを見せるが、好位にいたパッションダンスが津村騎手のステッキに応えて馬場の真ん中を堂々抜け出して先頭。そのまま後続に2馬身差を付けてゴールした。
接戦の2着はフルーキーがシャイニープリンスをハナ差交わして同じ勝負服のワン・ツーフィニッシュとなった。

勝ったパッションダンスは3年前のこのレースの覇者で、昨年の新潟記念以来の勝利。重賞3勝は全て新潟で挙げており、新潟では5戦4勝。ここ2走はダートに矛先を向け、ともに6秒以上離される大敗を喫していたが、得意のコースで驚きの大変身を見せた。
馬主は金子真人ホールディングス株式会社、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「情熱のダンス」。

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パッションダンス
(牡8、栗東・友道厩舎)
父:ディープインパクト
母:キッスパシオン
母父:ジェイドロバリー
通算成績:21戦7勝
重賞勝利:
13、16年新潟大賞典(G3)
15年新潟記念(G3)

パッションダンス

パッションダンス

パッションダンス

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