2番手追走セカンドテーブルが早め先頭で押し切る…鞍馬S

5月8日(日)、3回京都6日目11Rで鞍馬S(芝1200m)が行なわれ、水口優也騎手騎乗の4番人気・セカンドテーブル(牡4、栗東・崎山厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:07.5(良)。

2着には1馬身半差で1番人気・ミッキーラブソング(牡5、栗東・橋口慎厩舎)、3着には3/4馬身差で5番人気・メイショウライナー(牡6、栗東・高橋忠厩舎)が続いて入線した。

セカンドテーブル、ルチャドルアスール辺りが好スタートを決める。押して押してルチャドルアスールがハナへ。セカンドテーブルが2番手、人気のマルヨバクシン、ワキノブレイブは好位の一角で追走し、ミッキーラブソングはそれらを見る形でレースを進める。前半3Fを33.5秒と速いラップを刻んでレースは4コーナーから直線へ。
直線入口でセカンドテーブルが先頭に立つ。それをマルヨバクシンが追いすがるが、脚色が同じになってしまい、替わって外からミッキーラブソングが伸びてくる。更には内目からメイショウライナーも追い込んでくるが、先に抜けだしたセカンドテーブルは最後まで粘りを見せ、1着でゴールイン。2着は外から追い込んだミッキーラブソング、3着争いはメイショウライナーとマルヨバクシンが並んで際どい態勢だったが、ハナ差メイショウライナーが制した。

勝ったセカンドテーブルはデビュー3戦目の14年京王杯2歳Sを11番人気で逃げ切り、朝日杯FSに駒を進めるなど早くから活躍。その後2桁着順が続くなど低迷していたが、今年に入ってからの2走を3、4着とし、復調気配を見せていた。前走に予定していたポラリスSをフレグモーネで取り消していたが、中間うまく立て直し、今回は前述の京王杯2歳S以来1年半振りの勝利を挙げた。今後はスプリント戦線での活躍が期待できそうだ。
馬主は山上和良氏、生産者は日高町の川島良一氏。馬名の意味由来は「二番目のテーブル」。

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セカンドテーブル
(牡4、栗東・崎山厩舎)
父:トワイニング
母:モカサンデー
母父:サンデーサイレンス
通算成績:12戦3勝
重賞勝利:
14年京王杯2歳S(G2)

セカンドテーブル

セカンドテーブル

セカンドテーブル



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