【オークス】覚醒間近 アウェイク斎藤誠師「一発を狙いたい」

18日、オークス(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、フローラS3着のアウェイク(牝3、美浦・斎藤誠厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F52.0-38.2-13.3秒をマークした。

【斎藤誠調教師のコメント】
「前走のように、終いの脚にかけて上手くガマンが出来れば距離ももつと思います。レース間隔が詰まっていますが、状態はすごく良いですよ。今日の追い切りも全体的に速かったですけど、重心の低い走法で良い走りでした。以前に道悪競馬で力を出せなかったように走法から道悪は不得意なので、良馬場でやりたいですね。少し右にモタれるところがあって、前走でも抜け出したときに右にモタれてしまいました。それがなければ2着もあったか、とジョッキーも話していました。

周りに馬がいるとかかるところもありますが、馬がいれば真っ直ぐ走れるので、周りに馬がいた方が良いかと思います。オークスに強いジョッキーなのでその辺りにも期待していますし、一発を狙いたいです」

アウェイク


前走、桜花賞12着のウインファビラス(牝3、美浦・畠山吉厩舎)は、松岡正海騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.0-53.4-39.0-12.8秒をマークした。

【松岡正海騎手のコメント】
「前走は、体が減っていて中間の調整も立て直しに精一杯でしたからね。追い切りが速くなっても良くありませんし、それを気にしながらの調整で苦労しました。G1のタフな競馬で早い段階でスタミナ切れしてしまったのは、その辺りが影響してパワーが足りなかったのかもしれません。この中間は体重も安定してきていますし、2回競馬を使って馬も出来ています。今週は単走のような形でやりましたが、動きは良かったと思います。

馬体重は前走よりも減ることはないと思いますし、450キロ以上で出走できれば良いと思います。速い流れになるよりは、ゆっくり運んだ方が持ち味を生かせると思いますし、距離もマイルよりは2400の方が良いと思います。どんなレースをするかはこれから陣営と相談していきますが、自分としては中団から馬の気持ちを溜めていく競馬をしたいと思っています」

ウインファビラス


前走、フローラS8着のゲッカコウ(牝3、美浦・高橋博厩舎)は、柴田大知騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F70.5-54.8-39.2-12.5秒をマークした。

【高橋義博調教師のコメント】
「先週辺りから随分と動けるようになってきましたし、今週の追い切りも良い動きでした。追い切りに乗った柴田大知騎手も、良い感触を掴んでくれたようです。自分としては、ピークに仕上がったと思います。前走はゲートが良くなかったですし、極端な話、大外枠でもいいのでゲート内で待つ時間を短くしたいですね。気性面で燃えるようなことがなければ、距離ももつと思います」

ゲッカコウ