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【POG】好位から堂々抜け出したマイネルバールマンがデビューV!…東京新馬
2016/6/4(土)
6月4日(土)、3回東京1日目5Rで2歳新馬(芝1400m)が行なわれ、柴田大知騎手騎乗の4番人気・マイネルバールマン(牡2、美浦・栗田博厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:23.0(良)。2着には2馬身差で2番人気・ホットセット(牡2、美浦・手塚厩舎)、3着にはアタマ差で5番人気・ブレスジャーニー(牡2、美浦・本間厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたメイトサン(牡2、栗東・安田隆厩舎)は8着に敗れた。
ホットセットが好ダッシュを決めて最内のショウナンマッシブを制してハナへ。マイネルバールマン、テルルフォレスト、エマーブル、バスデイプレゼント、人気のメイトサンらが好位に付けて、やや縦長の展開。スイーティパイが1頭置かれる形で、大きな隊列の変化もなく直線へ。
先頭で直線を向いたホットセットを目掛けてショウナンマッシブ、マイネルバールマンが追撃。大外からは道中後方にいたブレスジャーニーもグングン脚を伸ばす。残り200mを切ったところでマイネルバールマンがホットセットを交わして先頭、そのまま後続に2馬身差を付けて東の新馬勝ち一番乗りを果たした。際どくなった2着争いは逃げたホットセットがブレスジャーニーの強襲を抑えて粘り込んだ。
勝ったマイネルバールマンは、新種牡馬ジョーカプチーノ産駒で、近親に新馬、かえで賞を連勝するなど5勝を挙げたオープン馬ワイズリーがいる血統。美浦に入厩してからの攻め気配が良く、好仕上がりを利して鮮やかに勝ち上がった。
馬主は株式会社サラブレッドクラブ・ラフィアン、生産者は新ひだか町の藤沢牧場。馬名の意味由来は「冠名+カフェのサービスマン(伊)。父名より連想」。
1着 マイネルバールマン(柴田大騎手)
「牧場からも高い期待をされている馬なので、勝てて良かったです。ゲート練習も入念にしてきていましたし、仕上がりは万全でした。これで負けたら相手が悪かったんだろう、というくらいに思っていました。普段はテンションの高いところがありますが、今日は初めての場所にきたためか大人しかったです。この先も落ち着きを保っていてくれると良いですね」
2着 ホットセット(石川騎手)
「練習の段階からスタートが速かったので、先行できるだろうと思っていました。直線を向くまではスムーズでしたが、そこからフワッとしてしまいました。勝ち馬にも、少し離れたところから来られましたからね」
3着 ブレスジャーニー(柴田善騎手)
「終いも良い脚を使っていますし、初戦としてはまずまずだったと思います」
4着 ショウナンマッシブ(吉田隼騎手)
「まだトモが緩い感じがしますし、追ってから頭が浮いてしまいました。それでも馬の後ろでちゃんと走れましたし、これが良い経験になると思います。次は使った上積みもあると思います。ピリピリしているところがあるので、それが強くなっていかなければ良いと思います」
5着 バスデイプレゼント(伴騎手)
「自分は攻め馬ではゲート練習しか乗っていませんでしたが、道中はハミを取っていましたし集中力がありました。1回使って気も入ってくるでしょうし、小回りの1200でもやれると思います」
8着 メイトサン(ルメール騎手)
「スタートを上手く出ましたが、直線では忙しくなってしまいました。ダートの方が良さそうです」
2歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒
マイネルバールマン
(牡2、美浦・栗田博厩舎)
父:ジョーカプチーノ
母:クリスビーナス
母父:シンボリクリスエス
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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