【CBC賞】サドンストーム 今年一番のデキ「申し分ない状態」

29日、CBC賞(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。

前走、春雷S3着のサドンストーム(牡7、栗東・西浦厩舎)は、坂路で国分優作騎手を背に単走でビッシリと追われ、4F51.4-37.5-24.4-12.3秒を計時。3カ月ぶりの実戦となるがキッチリと体勢を整えてきた。

西浦勝一調教師は「いつもはこのぐらいの時計(4F51秒4)で動いたら上がりが掛かる傾向があるけど、けさは12秒台で上がってこれた。しっかり動けてるし、申し分ない状態だね。あとは当日の精神状態かな。いい状態でレースに臨みたい」と意気込みを語った。


前走、鞍馬S3着のメイショウライナー(牡6、栗東・高橋忠厩舎)は、秋山真一郎騎手が跨がって単走での坂路追い。終始リラックスした走りで4F55.1-39.0-25.1-12.6秒を馬なりでマークした。

相手は一気に強くなるが、前走はオープンで初めて馬券圏内に突入。「先週までに併せ馬をしっかりと消化してきたし、今週は単走でサッと。これで十分だし、ジョッキーの感触も良かったですよ。実績馬とは斤量差もあるし、中京コースも問題ない。ゲート五分で競馬ができれば、いいレースになってもいい」と高橋義忠調教師も秘かに一発をうかがっている。