【POG】エンジェルパルフェら日曜中京5Rトレセン直送トーク

●7月10日(日) 3回中京4日目5R 2歳新馬(芝1400m)

エンジェルパルフェ(牝2、栗東・羽月厩舎)は、近親に京都4歳特別を勝ったケイウーマン、その産駒にはモンテクリスエス、マチカネキララと2頭のオープン馬がいる血統。昨年の北海道サマーセールにおける落札価格は270万円と高い評価を受けたわけではないが、入厩後の追い切りでは3週連続で先着を果たし、その評価を覆すかのような動きを見せている。

羽月友彦調教師も「回転のいいフットワーク。調教も動くし、前向きな性格で初戦向きだと思います。先行力はみせられると思いますよ」と仕上がりの良さに笑顔。まだ兄姉にJRAでの勝ち馬がおらず、悲願の1勝が期待される。


ダイワメジャー産駒のピンクブリザード(牝2、栗東・高野厩舎)は、昨年のセレクトセールにて1836万円で落札。一時、攻めを緩めた時期もあったが、最終追い切りでは川田将雅騎手を背に、ポリトラックで終い1F11.2秒の瞬発力を披露した。

「仕上がりもいいし、ゲートも問題なく出てくれます。追い出して頭が高いところが気になりますが、態勢は整っていますよ」と高野友和調教師は合格点のジャッジ。おばにフローラSを勝ち、オークスで2着、エリザベス女王杯で3着に入ったベッラレイアがいる。


「先週はCウッドで古馬オープンと併せて先着。今週は坂路で1F11秒9で動いたからね。いいスピードがあるし、調教通りなら楽しみがありそうだね」と南井克巳調教師が話すのは、新種牡馬アイルハヴアナザー産駒のメイショウハバネラ(牝2、栗東・南井厩舎)。

近親の活躍馬は、大井に所属して交流重賞の東京盃、北海道スプリントCで2着に入ったヤサカファインがいる程度だが、和田竜二騎手が熱心に稽古を付けていて、その動きはスピード感十分。師のトーンが上がるのもうなずける。デビューから注目の1頭となりそうだ。