【函館記念】マイネルミラノが函館出身の丹内騎手に導かれ逃げ切る!

マイネルミラノ

7月17日(日)、2回函館4日目11Rで第52回函館記念(G3)(芝2000m)が行なわれ、丹内祐次騎手騎乗の3番人気・マイネルミラノ(牡6、美浦・相沢厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:59.0(稍重)。

2着には2馬身差で13番人気・ケイティープライド(牡6、栗東・角田厩舎)、3着には1馬身半差で9番人気・ツクバアズマオー(牡5、美浦・尾形充厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたバイガエシ(牡4、栗東・作田厩舎)は5着に敗れた。

予想通りマイネルミラノがハナを切る。オツウが2番手、ファントムライトが早めの3番手。昨年の覇者ダービーフィズは中団の外目、ネオリアリズムはその直後で鞍上が必死になだめる。人気のレッドレイヴンは中団馬群を見る形。1番人気のバイガエシは後方2番手でレースを進める。3~4コーナーを回ってペースアップ。マイネルミラノは持ったままで残り400mのハロン棒を通過。レッドレイヴンは外々を回して早めに進出。バイガエシはさらに外を回して直線勝負へ。
追い出されたマイネルミラノが後続との差を2馬身、3馬身と広げにかかる。経済コースを通ってきたケイティープライドがラチ沿いを伸びてくる。さらにはマデイラもなだれ込みを図るが、逃げるマイネルミラノの脚は衰えることなく、最後は2馬身差を付け悠々と逃げ切った。2着にロスなく立ちまわったケイティープライド、3着には馬群を割ってきたツクバアズマオーが入った。

勝ったマイネルミラノは昨年の巴賞以来約1年ぶりの勝利。これまで重賞で2着はあったものの、勝ち切るまではいかないレースが続いていたが、前走のエプソムカップで3着と好走。今回は2走前までコンビを組んでいた函館出身の丹内騎手に乗り替わって、見事に初重賞制覇を飾った。
馬主は株式会社サラブレッドクラブ・ラフィアン、生産者は新冠町のビッグレッドファーム。馬名の意味由来は「冠名+鳶(西)」。

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マイネルミラノ
(牡6、美浦・相沢厩舎)
父:ステイゴールド
母:パールバーリー
母父:Polish Precedent
通算成績:34戦7勝
主な重賞勝利:
16年函館記念(G3)

マイネルミラノ

マイネルミラノ

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