【POG】良血ヴァナヘイムが直線持ったままの手応えで快勝!…小倉新馬

ヴァナヘイム

8月28日(日)、2回小倉10日目5Rで2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、浜中俊騎手騎乗の1番人気・ヴァナヘイム(牡2、栗東・角居厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:53.8(稍重)。

2着には3/4馬身差で2番人気・ディランフィールド(牡2、栗東・森厩舎)、3着には1馬身半差で3番人気・アスタークライ(牡2、栗東・湯窪厩舎)が続いて入線した。

最内のライラックパープルがコーナーワークでハナを奪って向こう正面に入る。ゆったりとした流れの中、人気のヴァナヘイムは中団やや後ろでジックリと脚を溜め、残り600mで浜中騎手が軽く促すとグイッと加速。4コーナーでは完全に前を射程圏に捕らえて直線へ。
道中2番手を追走したディランフィールドが先頭に立ち、懸命にステッキを入れて逃げ込みを図るが、ヴァナヘイムがその外を持ったままの手応えで並びかけ、ゴールまで追うことなく素質の差を見せ付けて快勝した。

勝ったヴァナヘイムは、母が3連勝でマーメイドSを勝ったグルヴェイグ、その母は年度代表馬に輝いたエアグルーヴ。近親に活躍馬がズラリと並ぶ今の日本競馬で燦然と輝く良血馬で、クラブでの募集価格は8000万円。その血統背景、今回の勝ちっぷりも圧巻で、クラシック戦線に楽しみな逸材が現れた。
馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「北欧神話に登場するヴァン神族の国」。

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  • ヴァナヘイム
  • (牡2、栗東・角居厩舎)
  • 父:キングカメハメハ
  • 母:グルヴェイグ
  • 母父:ディープインパクト
ヴァナヘイム

ヴァナヘイム

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