【POG】シロニイら日曜小倉5Rトレセン直送トーク

●9月4日(日) 2回小倉12日目5R 2歳新馬(芝1800m)

まず注目されるのは、姉にユキチャンブチコらがいる人気の白毛一族シロニイ(牡2、栗東・池江寿厩舎)だろう。この馬も毛色は白毛で、8月に入って攻めのペースを上げ、今週は新潟記念に出走するベルーフに先着。上々の仕上がりを見せている。

池江泰寿調教師は「今週は少しもっさりしてシャープさがなかったけど、先週は結構、動けていますからね。ま、大型馬なので使いつつかもしれませんが、やるごとに落ち着きが出てきたのはいい傾向だと思います」と幾らか慎重な口ぶりながらも確かな手応えは掴んでいる様子。浜中俊騎手を背に新馬勝ちを狙う。

Kitten's Joyを父に持つ外国産馬ソニックアロー(牡2、栗東・森厩舎)は、坂路で好時計を連発。今週は松若風馬騎手を背に馬なりでの調整だったが、それでも52秒台で力強く駆け上がってきた。

「入厩当初はトモが甘くて体を持て余していましたが、調教を積むごとに力をつけてきました。50秒台の時計も出ているし、大跳びで長い距離が合いそうです」と清永調教助手もマズマズの評価。攻め通りなら当然好勝負に持ち込めそうだ。

タガノヴァン(牡2、栗東・五十嵐厩舎)は中距離で活躍馬を送り出しているハービンジャー産駒。おばに2冠牝馬ベガ、おじに京都記念を勝ったマックロウがいる。

五十嵐調教助手は「前向き過ぎるぐらいだけど、いい能力を感じる。ゲートもいい感じで出てくれるし、出たなりでゆっくり運べばいいんじゃないかな。調教どおりに走ればいい結果もついてくると思う」とトーンも高い。鞍上は藤岡康太騎手だ。