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【セントライト記念】皐月賞馬ディーマジェスティ 二ノ宮師「元気良く貫禄出てきた」
2016/9/14(水)
14日、日曜中山11レース・セントライト記念(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。
前走、日本ダービー3着のディーマジェスティ(牡3、美浦・二ノ宮厩舎)は、蛯名正義騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F83.1-66.3-50.8-36.7-13.0をマークした。
「皐月賞は勝たせてもらいましたが、ダービーに向けての調整では順調にいかなかったところもありました。それでも馬が自分で立て直してくれましたし、厩舎スタッフも一生懸命ケアをしてダービーまでもっていってくれました。馬もスタッフもジョッキーも全力を尽くしての結果ですし、あの段階ではまだ力不足だったかと反省しています。
レース後も馬が痛んではいなかったので、北海道へ放牧に出して立て直しました。疲れが取れてから調教を始めましたが、元々ツメが弱いですしこの馬の兄弟たちもヒヅメが小さかったですからね。一旦蹄鉄のクギを取って接着剤で蹄鉄を固定しました。2ヶ月くらいでツメが伸びましたし、その後函館競馬場を経由して美浦へ戻ってきました。帰厩後は普通の蹄鉄を使っていますし、今はツメも問題ありません。
先週は少し息を作ってもらうために長めからやりましたが、今日は時計は速くなくていいので後ろから前を追いかけて終いの感覚だけジョッキーに掴んでもらいました。走りにくい馬場状態のなか、終いもしっかり伸びていましたし良い感じでした。ジョッキーも感触は良かったと話していました。体重自体はそれほど変わっていませんが、付くべきところに筋肉が付いてきましたし精神面でも落ち着きがあります。休み明けで元気が良いですが、貫禄がついてきた印象です。
競馬場へ行ってもそれほどイレ込まないですし、そういうタイプの方が競馬で実力が発揮できると思います。中山コースは経験もありますし、距離も問題ないと思っています。次に向けて終いの脚がキッチリ決まるような競馬をしてもらいたいですね。あとはジョッキーに任せるだけです」
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