【東京記念】1番人気ユーロビートが人気に応えて重賞3勝目!

ユーロビート

10月12日(水)、大井競馬場で行われた南関東重賞・第57回大井記念(S2)(3歳上 混合 別定 1着賞金2200万円 ダート2400m)は吉原寛人騎手騎乗の1番人気・ユーロビート(セ7、大井・渡邉和厩舎)が優勝。勝ちタイムは2.38.9(稍重)。

2着に2馬身半差で5番人気・ストゥディウム(牡4、船橋・矢野義厩舎)、3着は半馬身差で2番人気・ケイアイレオーネ(牡6、大井・佐宗応厩舎)が入った。

バラバラとしたスタート。押し出されるようにストゥディウムがハナへ。2番手にチャンピオンゴッド、3番手にユーロビートが続く。ケイアイレオーネは前から数えて5番手あたりを追走。1000m通過が67秒台の超スローペースでレースは進む。ストゥディウムが後続に10馬身くらいの大逃げを打つ。3コーナー入り口で後続馬が追い上げ、逃げるストゥディウムのリードが1馬身ほどに詰まって4コーナーから直線へ。

逃げるストゥディウムが二の脚を使って粘り込みを図る。外から追い込むユーロビート。残り200mで捕えて先頭に立つと、追いすがる後続勢を尻目に、最後は2馬身半ほどの差を付けてゴールイン。2着には粘り込んだストゥディウム、ケイアイレオーネは追い込むも3着が精一杯だった。

勝ったユーロビートは一昨年にもこのレースを制しており、2回目の東京記念制覇となった。昨年のマーキュリーCでは中央馬相手に交流重賞で勝利を収め、今年の帝王賞でも地方馬最先着となる5着に健闘しているように、南関東を代表する活躍馬の1頭である。
馬主は吉田和美氏、生産者は洞爺湖町のメジロ牧場。馬名の意味由来は「ダンスミュージックの一種」。

【吉原寛人騎手のコメント】
「年間を通して惜しい競馬が続いていましたが、今回は得意の大井に戻って、最大のチャンスだと思っていたので、しっかりと決めることができて嬉しいですね。乗っていた自分もああいった展開は想定外でしたが、この馬のリズムで走らせることができたので、レースは全体的に上手くいきました。一年を通して崩れず走ってくれる馬ですが、まだまだ活躍できる馬だと思いますので、応援してあげて下さい。ありがとうございました」

  • ユーロビート
  • (セ7、大井・渡邉和厩舎)
  • 父:スズカマンボ
  • 母:メジロブルネット
  • 母父:エリシオ
  • 通算成績:35戦8勝
  • 重賞勝利:
  • 16、14年東京記念(S2)
  • 15年マーキュリーC(Jpn3)
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