【POG】前評判通り!ブランエクラが圧倒的人気に応えV…東京新馬

10月23日(日)、4回東京7日目3Rで2歳新馬(ダ1600m)が行なわれ、松田大作騎手騎乗の1番人気・ブランエクラ(牡2、美浦・武井厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:39.4(良)。

2着には1馬身半差で2番人気・バスカヴィル(牡2、美浦・二ノ宮厩舎)、3着にはクビ差で3番人気・フィルムフランセ(牝2、栗東・牧浦厩舎)が続いて入線した。

圧倒的1番人気に支持されたブランエクラが二の脚よく先頭へ。フィルムフランセは控えてハーモニードラゴンが2番手。その後ろにバスカヴィルで馬群は縦長を形成。大きな動きもないまま直線へ。
ハナのブランエクラが持ったまま後続を突き放しにかかり、バスカヴィルとフィルムフランセが2番手争い。残り200mを切ってようやくブランエクラの鞍上松田騎手の手が動き始め、態勢決したかに思えたが、後ろの2頭も渋太く脚を伸ばす。しかし、1馬身半差で後続の追撃を凌いだブランエクラが人気に応えて勝利した。

勝ったブランエクラは近親にアドマイヤムーン、ヒシアマゾン、スリープレスナイトといったGIホースが名を連ね、父ハンセンはBCジュヴェナイル(米・G1)を制覇している。鞍上の松田騎手は、この馬の調教の為に美浦に訪れる熱の入れようで、厩舎としては、エーデルワイス賞を制した同世代のリエノテソーロに続き、牡馬でもダート戦線を賑わす存在を送り出すことができるか。期待が集まる。
馬主は株式会社KTレーシング、生産者は米のPoloGreenStable。馬名の意味由来は「白(仏)+輝き(仏)」。

1着 ブランエクラ(松田騎手)
「楽に先手を取れました。稽古では後ろから行く練習しかしていなかったので、馬は戸惑っていましたが、能力が違いますね。最後まで余裕がたっぷりありましたよ」

2着 バスカヴィル(戸崎騎手)
「まだまだ体が緩いのですが、いい馬ですよ。砂を被ったり、もまれても大丈夫。使ってテンションが上がらなければ、すぐにチャンスがあります」

3着 フィルムフランセ(牧浦充徳調教師)
「スタートは上手でしたし、流れにも乗れました。でも、まだ幼く、緩さが残る状況。伸びたような走りでしたし、これから良くなりますよ」

5着 コスモポラリス(村田騎手)
「返し馬からいい感触。素質を感じていた。道中もやれると思ったよ。このまま成長してくれたら」

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  • ブランエクラ
  • (牡2、美浦・武井厩舎)
  • 父:Hansen
  • 母:Word of Mouth
  • 母父:Saint Ballado

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