【菊花賞】サトノダイヤモンドが早め先頭から後続を完封 悲願のG1初制覇!

サトノダイヤモンド

10月23日(日)、4回京都7日目11Rで第77回菊花賞(G1)(芝3000m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の1番人気・サトノダイヤモンド(牡3、栗東・池江寿厩舎)が優勝。勝ちタイムは3:03.3(良)。

2着には2馬身半差で9番人気・レインボーライン(牡3、栗東・浅見厩舎)、3着にはハナ差で6番人気・エアスピネル(牡3、栗東・笹田厩舎)が続いて入線した。

ミライヘノツバサとサトノエトワールが後続を離して1周目のスタンド前へ。行きたがる馬も多い中、サトノダイヤモンドは7番手のインで脚を溜める。カフジプリンス、レッドエルディスト、ディーマジェスティはその直後に付けて中団からの追走。向こう正面半ばで後方にいたシュペルミエールが馬場の内をするするとスパート。コスモジャーベ、プロディガルサンらもポジションを上げていくが、サトノダイヤモンドはジッとマイペース。坂の下りから徐々にポジションを上げると、ディーマジェスティ、レインボーラインも好位まで上がっていく。
ミライヘノツバサが17頭を引き連れて直線に向くと、抜群の手応えでサトノダイヤモンドがミライヘノツバサを交わし去って一気に先頭。内を突いてエアスピネル、外からディーマジェスティ、レインボーラインも脚を伸ばすが、サトノダイヤモンドはそれらを全く寄せ付けず、2着レインボーラインに2馬身半差の完勝。クラシック最後の1冠を制した。

勝ったサトノダイヤモンドは、皐月賞3着、ダービーはハナ差の2着。あと一歩のところでビッグタイトルを逃してきたが、クラシック最後の一戦で悲願のG1初制覇。里見治オーナーにとっても嬉しいG1初制覇で、鞍上のC.ルメール騎手は初のクラシック制覇。そして父のディープインパクトは初の菊花賞制覇で、史上初となる異なる産駒による同一年の牡馬クラシック3冠を制した。
生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「冠名+宝石名。流星の形から連想」。

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  • サトノダイヤモンド
  • (牡3、栗東・池江寿厩舎)
  • 父:ディープインパクト
  • 母:マルペンサ
  • 母父:Orpen
  • 通算成績:7戦5勝
  • 重賞勝利:
  • 16年菊花賞(G1)
  • 16年神戸新聞杯(G2)
  • 16年きさらぎ賞(G3)
サトノダイヤモンド
サトノダイヤモンド
サトノダイヤモンド
サトノダイヤモンド
サトノダイヤモンド

里見治オーナーは馬主歴24年で初のG1制覇!


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