【ハイセイコー記念】1番人気ミサイルマンが好位からあっさり抜け出して快勝!

ミサイルマン

11月16日(水)、大井競馬場で行われた 第49回ハイセイコー記念(S2)(2歳 混合 定量 1着賞金1800万円 ダート1600m)は笹川翼騎手騎乗の1番人気・ミサイルマン(牡2、大井・森下淳厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:43:0(重)。

2着に2馬身差で5番人気・セイファルコン(牡2、大井・鷹見浩厩舎)、3着には2馬身半差で10番人気・サイバーエレキング(牡2、大井・佐々洋厩舎)が入った。

ややバラついたスタートからハナを切っていったのはサイバーエレキング。外からはサマーダイアリーも先手を主張。人気のミサイルマンは好位4~5番手につける。人気のビーザライト、セイントバトラーは後方からレースを進める。4コーナーでミサイルマンが楽な手応えで進出、直線に向いたところで先頭に躍り出る。食い下がるサイバーエレキング、外からはセイファルコンが差を詰める。しかし、残り100mでミサイルマンが再加速して後続を突き離し、最後は決定的な2馬身差をつけて早め先頭から押し切った。

勝ったミサイルマンは4月のデビュー戦で2着に1秒8差をつけて大楽勝。続く荒川区特別もプラス31キロと馬体を増やしながらも3馬身差の圧勝で力の違いを見せつけていた。母母がカツラドライバーで、近親に桜花賞、オークス2着馬のエフティマイアがいる血統。父、カネヒキリは昨年のトロヴァオに続いての連覇となった。なお、勝ったミサイルマンと2着のセイファルコンには12月14日(水)に川崎競馬場で行われる 全日本2歳優駿(Jpn1)の優先出走権が与えられる。
馬主は山口裕介氏、生産者は新冠町の村上牧場。馬名の意味由来は「曲名」。

【笹川翼騎手のコメント】
「行く馬が外に2~3頭いたので揉まれないように意識していきましたが、思った通りの展開になったので良かったですね。競馬が上手な子なので、道中も特に言うことはなかったです。スムーズに行きましたね。前回乗った時に『モノが違うな』と思っていたので、こうして結果を出すことが出来て何よりです。来年のクラシックもありますし、このまま順調に行って欲しいというのが一番ですね。

(暮れの全日本2歳優駿への出走は?)そこは先生とオーナーが相談して決めてくれると思います。(フランス遠征を経ての重賞制覇となったが)本当に関係者の皆様に良い馬に乗せていただいて、結果を上手く出せる時もそうでない時もありますが、向こうに行って学んだことは大きかったので、それが少しでも活きているのではないでしょうか。来年もこの馬と一緒に僕も頑張りますので、応援よろしくお願いします」

  • ミサイルマン
  • (牡2、大井・森下淳厩舎)
  • 父:カネヒキリ
  • 母:フジヤマサクラ
  • 母父:クロフネ
  • 通算成績:3戦3勝
  • 重賞勝利:
  • 16年ハイセイコー記念(S2)

ミサイルマン
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