【金鯱賞】2000mのスペシャリストだ! ヤマカツエースが重賞4勝目

ヤマカツエース

12月3日(土)、4回中京1日目11Rで第52回金鯱賞(G2)(芝2000m)が行なわれ、池添謙一騎手騎乗の4番人気・ヤマカツエース(牡4、栗東・池添兼厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:59.7(良)。

2着にはクビ差で9番人気・パドルウィール(牡5、栗東・中尾秀厩舎)、3着には1馬身半差で6番人気・シュンドルボン(牝5、美浦・矢野英厩舎)と2番人気・サトノノブレス(牡6、栗東・池江寿厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたヴォルシェーブ(牡5、栗東・友道厩舎)は9着に敗れた。

外からマイネルラクリマが仕掛けてハナへ。少し離れてパドルウィール、リアファル、更に間隔が開いてレコンダイト、シュンドルボン、サトノノブレス、ヤマカツエースら7頭ほどが集団を形成。馬群は縦長となり、ヴォルシェーブは後方3番手で脚を溜める。
4コーナー手前でヤマカツエース、トーホウジャッカルが進出を開始。直線を向くとパドルウィールがマイネルラクリマを交わして先頭。サトノノブレス、リアファルも続くが、脚色がいいのは外を回ったヤマカツエース。懸命に粘るパドルウィールをクビ差交わしてゴールに飛び込んだ。

勝ったヤマカツエースは、年明けの中山金杯以来となる重賞4勝目。前走の天皇賞は歯が立たなかったが、大崩れのないローカルコース、重賞2勝の2000mで巧者ぶりを存分に発揮。懸命に粘るこのコースのレコードホルダー・パドルウィールを最後は底力でねじ伏せてみせた。
馬主は山田和夫氏、生産者は新ひだか町の岡田牧場。馬名の意味由来は「冠名+第一人者、最高、最高の存在」。

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  • ヤマカツエース
  • (牡4、栗東・池添兼厩舎)
  • 父:キングカメハメハ
  • 母:ヤマカツマリリン
  • 母父:グラスワンダー
  • 通算成績:21戦6勝
  • 重賞勝利:
  • 16年金鯱賞(G2)
  • 16年中山金杯(G3)
  • 15年ニュージーランドT(G2)
  • 15年福島記念(G3)

ヤマカツエース
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