【阪神C】グランシルク 引き続き順調「一線級相手にどれだけやれるか期待」

グランシルク

21日、阪神C(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、奥多摩S1着のグランシルク(牡4、美浦・戸田厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F66.6-51.6-38.3-12.9秒をマークした。

【戸田博文調教師のコメント】
「3歳の頃は、折り合っているように見えても伸び切れないこともありましたが、今はだいぶ落ち着きが出てきましたからね。3歳の頃から乗ってもらっていてここ2戦でも乗った戸崎騎手も、馬込みでも折り合って道中にリラックスして走れるようになったと話していました。その分、前走の東京でも終いに良い脚を使えるようになりましたね。腰回りもかなり幅が出て体つきもしっかりしてきていますし、だいぶ競馬の仕方を覚えてきています。今回は昇級戦になりますが、良い状態でレースに臨めると思います。NHKマイルカップでは1番人気に支持されたように能力はあると思いますし、元々期待していた馬なので一線級相手にどれだけやれるか期待しています」

前走、毎日王冠11着のロサギガンティア(牡5、美浦・藤沢和厩舎)は、五十嵐雄祐騎手を背に(レースでは田辺裕信騎手が騎乗予定)南ウッドチップコースで追われ、4F54.4-39.3-12.9秒をマークした。

【大江原助手のコメント】
「1800もこなせますが、毎日王冠でもかかっていたように1400くらいの距離の方が競馬はしやすいと思います。馬体に硬さもありませんし、去年同様に良い状態で出走できると思います。実績のある舞台ですし、好勝負を期待します」

ロサギガンティア

連覇を狙うロサギガンティア(左)

前走、オーロC13着のトウショウドラフタ(牡3、美浦・萱野厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F84.2-68.6-53.9-39.3-12.7秒をマークした。

【萱野浩二調教師のコメント】
「先週の追い切りでは少しモタモタした感じがありましたけど、今週の方が素軽い動きを見せていました。これまでいろいろな競馬場で使ってきているので輸送も大丈夫ですし、右回りも問題ありません。前走はスタートで出遅れて折り合いを欠きましたが、その辺りがスムーズなら違うと思います」

トウショウドラフタ